全日本チャンピオン 決定! 水上バイクの最高峰レース『2024年度 AQUA BIKE「全日本選手権シリーズ」(国土交通大臣杯)』
決定
「AQUA BIKE 全日本選手権シリーズ(国土交通大臣杯)」のシリーズ最終戦が行われたのは9月28日(土)・29日(日)、会場は大阪・二色の浜海浜公園である。 この大会で、最高峰クラス「 PRO SKI GROUND PRIX( 以下、GP SKI ) 」と「 PRO RUNABOUT GP( 以下、GP RUNABOUT ) 」の シリーズ・チャンピオンが 決定した。 2024年の「 GP SKIクラス 」のチャンピオンは、『 ミスター ホールショット 』の 異名を持つ 平阪 勇助 選手。
「 GP RUNABOUTクラス 」のチャンピオンは、国内絶対王者・砂盃 肇 選手である。 平阪 勇助 選手と砂盃 肇 選手は、過去に何度も全日本タイトルを獲得している。レース関係者なら誰もが知る、我が業界のスター選手だ。
ベテラン勢が意地を見せた2024年シーズン
今シーズンは、両クラスとも最終戦にまでタイトル争いが続く、見ごたえのある年となった。 「 GP SKIクラス 」では、第5戦までのポイントリーダー・平阪選手が2位以上でゴールがチャンピオンの条件。 「 GP RUNABOUTクラス 」では、砂盃選手とライバルの奥 拳太選手の“勝った方”がタイトル獲得という状況であった。
「 GP SKIクラス 」。それぞれの選手の思惑が交錯する最終戦
「 GP SKIクラス 」のチャンピオン争いは、最終戦での平阪選手と 小原 聡将 選手の 一騎打ちとなった。 小原選手は、現在の国内のスキークラスで最も速い選手であることは間違いない。その実力は世界でもトップクラスで、いつタイトルを獲得してもおかしくないのに、なぜか全日本チャンピオンになったことがない。 対する平阪選手は、レース歴29年の大ベテラン選手で、全日本のタイトルホルダーでもある。ライディングスキルが高く、とにかくレース運びが上手い選手だ。
第5戦までの ポイントリーダーは 平阪選手。それを追う 小原選手が逆転するには、最終戦で「 優勝 」が 絶対条件で、そのうえで平阪選手が「 3位以下 」になること。 つまり、小原選手が チャンピオンを取れるかどうかは「 他人頼み 」という、非常に 不確定なものであった。
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