【Jリーグ開幕戦結果】昇格組は勝利ならず 昨季王者神戸が連覇へ開幕戦勝利 合計20万人以上がスタジアムで観戦
町田1-1G大阪(町田GIONスタジアム)
◆得点者【町田】鈴木準弥(前半17分)【G大阪】宇佐美貴史(後半39分) 昨シーズンJ2で圧倒的な強さを見せ優勝した町田は今季初めてJ1でホームにG大阪を迎えての開幕戦。試合開始直後からホームサポーターの応援を受けG大阪ゴールに迫ります。すると前半12分FWナ サンホ選手が左サイドを駆け上がりクロス。そのボールがG大阪DFの手に当たったとVAR判定でPKを獲得します。これをDF鈴木準弥選手が決め、記念すべき“J1”初ゴールをあげます。しかし後半15分にMF仙頭啓矢選手がこの日2枚目のイエローカードの判定でレッドカードとなり退場処分。町田は1人少ない状況で残り時間を戦うことになります。なんとか守る町田でしたが、後半39分にG大阪FWの宇佐美貴史選手に直接フリーキックを決められ同点に追いつかれます。そのまま試合が終わりJ1初勝利はお預けとなりました。
川崎F2-1湘南(レモンガススタジアム平塚)
◆得点者【川崎F】脇坂泰斗(前半24分)エリソン(後半11分)【湘南】池田昌生(前半7分) 今月17日に行われたFUJIFILM SUPER CUPを制覇した川崎はアウェーで湘南と対戦。週中にACLを戦った川崎ですが、前半7分にセットプレーから湘南MF池田昌生選手にミドルシュートを決められ先制点を許します。それでも前半24分にキャプテンのMF脇坂泰斗選手が左足の強烈ミドルで同点に追いつきます。均衡した状況は続きますが、後半11分に川崎が一瞬の隙を突きます。湘南DFがGKにバックパスをしたところをFWエリソン選手が懸命に追いかけボールを奪い取り逆転ゴール。強さを見せた川崎が開幕戦勝利を飾りました。
C大阪2-2FC東京(ヨドコウ桜スタジアム)
◆得点者【C大阪】カピシャーバ(前半27分)田中駿汰(後半6分)【FC東京】荒木遼太郎(前半34分、後半30分) C大阪がホームにFC東京を迎えての開幕戦。前半16分に右サイドのクロスにFWレオ セアラ選手がダイビングヘッドでゴールネットを揺らしますが、直前のプレーがオフサイドでノーゴールとなります。それでも前半27分再び右サイドから、日本代表DF毎熊晟矢選手がペナルティーエリア内でドリブルで運びクロス、中央で合わせたFWカピシャーバ選手が頭で合わせ先制します。しかし前半34分、FC東京のキャプテンMF松木玖生選手にミドルシュートを打たれ、それをMF荒木遼太郎選手が足先で触り軌道を変えゴール。すぐさま同点に追いつかれます。それでも後半6分コーナーキックからMF田中駿汰選手がまたも“頭”であわせ、この試合2度目のリードを奪ったC大阪。しかし後半30分にも荒木選手に得点を奪われ同点に。2度のリードを守り切れなかったC大阪は勝ち点1をFC東京と分け合いました。