「抜群スタイル」を武器にボディコンテストで活躍 「整った生活習慣」実現のためにすべきこと
12月8日(日)、東京・ベルサール渋谷で開催されたサマー・スタイル・アワード(以下サマスタ)の『FINAL(決勝大会)&JAPAN PRO GRAND PRIX』。サマスタのシーズン最終戦であり、全国から地方大会で勝利してきた猛者たちが競い合うこの大会でルーキービキニモデル部門2位、ビキニモデル部門トールクラス(161㎝~)で5位となった藤橋綾(ふじはし・あや/31)さん。一見好成績にも思えるが、藤橋さんは「調整に失敗してしまいました……」と語った。 【写真】藤橋綾さんのスタイル抜群ビキニボディ
「昨年末の日本大会は、調整があまりうまくいかなくてコンディションが少し悪くなってしまいました。トレーナーをやりつつトレーニング、ポージング練習、有酸素と夜遅くなってしまうことが多く、睡眠時間を十分に取れていませんでした」 トレーニング面、日常生活面で課題が残ったと話す。 「トレーニング面の課題はウエストと肩、特にビキニモデル部門で重要なウエストの細さだと感じました。そのために、背中、特に背中の下部のトレーニングを重点的に行いつつお腹のインナーマッスルのトレーニングも欠かさず行おうと思っています」 さらに、生活習慣を整えることを優先課題に挙げた。 「早寝早起きをして、整った生活習慣を心がけようと思います。後は、トレーニングを熱中してやりすぎてしまうところがあるので、そこをセーブすることで時間の捻出と疲労回復もできるかと思います」 藤橋さんが課題として挙げた「整った生活習慣」の実現は、社会人になるとなかなか実現が難しいものだ。仕事や付き合いなどやるべきことが多く、『遅寝・早起き』になってしまっている人も多いだろう。そうなってしまっては、せっかく健康のためにトレーニングを行っていても効果は十分には発揮できない。 藤橋さんもそんな状況にあったが、今年は「楽しくて好きなことを優先」しながら悪い生活習慣を戻していきたいと語った。 「『全部やらなきゃ!』って思うのではなく、特に今やるべきことに集中し、残りのことは『ちょっと後でいいや』と楽観的に考えようと思います。しかもそのやるべきことは、自分の気持ちが向くものがいいのかなと。仕事がやりたいことの人は仕事を、そうでない人は仕事をおろそかにしない程度に、自分がやりたいことを一番優先したらいいと思っています!」 生活習慣を整えるためにはいくつかのアプローチがあるが、優先順位をつけて物事に取り組んで1日の負担を減らし、睡眠時間を確保する。これも大きな1つのアプローチになるだろう。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:夏目英明