【Jリーグ開幕戦結果】昇格組は勝利ならず 昨季王者神戸が連覇へ開幕戦勝利 合計20万人以上がスタジアムで観戦
31年目となるサッカー明治安田J1リーグが今月23日の金曜日に、完成したばかりのエディオンピースウイング広島での一戦で幕を開けました。今季から20チームに戻ったJ1。およそ9か月にわたる国内最高峰のリーグが始まりました。昨季リーグ王者の神戸は2-0で今季からJ1に復帰した磐田に勝利しました。 【画像】昨季J1の順位表 開幕戦の合計入場者数は、20万人超え。最多は国立開催となった東京V対横浜FMで、5万3026人のファンサポーターがスタジアムで試合を楽しみました。
広島2-0浦和(エディオンピースウイング広島)
◆得点者【広島】大橋祐紀(前半45分、後半10分) 新スタジアムでホーム開幕戦を迎えた広島でしたが、序盤浦和に攻められる時間が長くなりますが、GK大迫敬介選手がしっかり守ります。すると前半45分広島のMF川村拓夢選手が左足で強烈なミドルシュート。一度はGKにはじかれますが、こぼれ球をしっかりつめていたFW大橋祐紀選手が押し込み先制。後半9分には、広島FWピエロス ソティリウ選手がPKのチャンスも枠をとらえられずに失敗。それでも後半10分に広島は左サイドからのクロスに、大橋選手がヘッドでうまく合わせこの日2点目。大橋選手は昨シーズンの開幕戦(当時湘南所属)でハットトリックを記録しており、2年連続開幕戦でのハットトリックが期待されましたが、今節は達成ならず。それでも、J1リーグ“初”開催での“初”戦を“初”勝利で飾った広島、記念すべき一戦となりました。
鹿島3-0名古屋(豊田スタジアム)
◆得点者【鹿島】仲間隼斗(前半19分、後半17分)チャヴリッチ(後半2分) 昨季5位の鹿島は、昨季6位で、ホーム負けなし(8勝9分)の名古屋の本拠地に乗り込んでの開幕戦。鹿島は前半19分コーナーキックから一度は名古屋にはじかれますが、混戦でDF植田直通選手が頭で前へ、MF仲間隼斗選手がいち早くそのボールに反応し、右足で流し込み先制。後半2分には、左サイドからのクロスにFWチャヴリッチ選手が2人のマークにつかれながらも頭で流し込み鹿島に追加点。さらに後半17分には、チャヴリッチ選手が右サイドを崩し、ふんわりクロス。これをゴール前で待っていた仲間選手が頭で押し込みこの日2点目。自身通算100試合目の記念すべき一戦に2ゴールで勝利に貢献しました。