【高校ラグビー】元日本代表WTB大畑大介「大会日程を改めて考えてほしい」
◇全国高校ラグビー大会決勝 東海大大阪仰星17-40桐蔭学園(2025年1月7日 花園ラグビー場) 【写真あり】ラグビー稲垣啓太の妻・貴子 胸元ザックリの超大胆ワンピに「日本一美人」「こりゃガッキーも惚れる」の声 テストマッチ通算69トライの世界記録を持ち、日本人2人目のワールドラグビー殿堂入りも果たした大畑大介氏(49)が今大会のベスト15を選出した。MVPは桐蔭学園のFL申驥世(シン・キセ、3年)選手。攻守で体を張り続け、部員94人をまとめ上げたリーダーシップを称えた。 しんどい時間帯に攻守で一番体を張り続けたのが桐蔭学園を束ねたFL申驥世選手だった。接点の強さ、卓越したリーダーシップ。チームに落ち着きをもたらした。 今回選出した15人に入りきらなかった選手をここで紹介したい。決勝で敗れた東海大大阪仰星のSO吉田琉生(るい)は攻撃センスにあふれ、複数ポジションをこなせる万能タイプの選手だ。昌平の山口廉太選手はボールを持った時のスキルが高い。本来はWTBだが、埼玉決勝はCTBでもプレーしており、身体能力の高さを感じた。石見智翠館のNo・8祝原久温選手はボールキャリーに秀でており、将来はHOとして大成しそうだ。小柄だが、馬力のある走りが魅力の佐賀工WTB内田慎之甫選手も将来が楽しみだ。 最後に。これまで何度も思っていることですが、大会日程の見直しを検討していただけないだろうか。今大会も頭を強打する選手や、救急搬送される選手が何人か見受けられた。3年生にとったら最後の大会。無理をしてでも試合に出たいという気持ちもよく理解できる。ただ、1日おきの大会日程では体に相当の負担がかかる。 準決勝や決勝を見てもわかるように、一つひとつのプレーの接点の強さも全然違う。シード校が決勝に進出すれば、1日おきに5試合を戦う強行軍になる。ゲームのクオリティーや選手のパフォーマンス、そして、選手の将来性を真剣に考えるのであれば、もう少しゆとりのある大会日程にできないものだろうか。(元日本代表WTB) ◇大畑大介が選ぶベスト15◇ PR 原 悠翔 大阪桐蔭 HO 浜田 素良 東海大大阪仰星 PR 平山 風希 大分東明 LO 熊谷鼓太郎 東福岡 LO 大畠 弘成 茗渓学園 FL 下境 洋 国学院栃木 FL 申 驥世 桐蔭学園 No・8 井本 章介 常翔学園 SH 川端 隆馬 大阪桐蔭 SO 丹羽 雄丸 桐蔭学園 WTB 正脇 俊輔 常翔学園 CTB 名取凛之輔 大阪桐蔭 CTB 近藤 漣汰 石見智翠館 WTB 草薙 拓海 桐蔭学園 FB 古賀 龍人 桐蔭学園