片づけに必要な<勢い>がカンタンにつく「4つのポイント」とは?整理収納アドバイザー「今年こそは!のあなたは必読」
着なくなった服を押しこんだクローゼット、本がぎっしり詰まった本棚、使わないお皿だらけの食器棚……。モノで溢れた家にうんざり、という読者も多いのでは。一方、これまでに7000人以上の受講生へアドバイスをしてきた人気整理収納アドバイザー・阿部静子さんは「こんな時代だからこそ、人生の折り返し地点を過ぎたら片づけたもの勝ち」と断言します。その阿部さんが50代以上に向けて、お手軽片づけ術を伝授! 今回のテーマは「勢いをつけるコツ」です。 【写真】阿部家のリビング。スッキリと美しい… * * * * * * * ◆今年こそは!と思っても 2025年がスタートしましたね。今年こそは片づけたい、すっきりした部屋で過ごしたい、と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 でも実際に家の中に溢れるモノを前にして、片づけを考えるとなかなか…と思ってしまうのもよくわかります。 「時間がない」「やる気がでない」という話もよく聞きます。 そこで今回は新年最初の記事にふさわしく、片づけをグッと前向きに考えるようになる「4つのポイント」をご紹介。 いずれもカンタンにできることばかりです。ぜひ取り入れてみてくださいね。
◆どんな暮らしがしたいのか まず一つ目。それは「どんな暮らしがしたいのか」を考えるということ。 すぐに思い浮かぶのは、たとえば… 「いつでも人を呼べる部屋に」 「休日を片づけで潰さない」 「モノを探すような無駄な時間を減らす」 「お掃除ロボットを快適に使えるようにしたい」 「お花が映えるような部屋にしたい」 などでしょうか。いかがでしょう? 読んだだけでも、なんだかワクワクしませんか? そもそも目標を決めるのは、1年の始まりにぴったり。ぜひ今のタイミングで片づけの目標を決め、そこに向かってスタートしてみましょう。
◆なるべくハードル低めの場所から手を付ける 続いて2つめ。それは「なるべくハードル低めの場所から手を付ける」ということ。 「片づけなくては、と感じること自体がストレス」という声をよく聞きます。 私自身も以前、整理整頓が苦手でしたので、常に“片づけ”が頭の片隅にあり、結果的に、片づけに対する苦手意識が強くなりました。 解決する方法として、とにかくカンタンなところから着手するのがオススメです。たとえば、化粧ポーチや引き出しのなかなど。何か一つ片づける、何か一つ捨てる。とにかく一歩を踏み出すことが大事。 一歩を重ねていくうちに「自分にも出来た!」と自信がついてくるはず。それでいて、気づけばちょっとずつ家のなかが片づいていく。 きれいになった引き出しを開けて嬉しくなり、「今度はどこを片づけようかな」と楽しみになったらこっちのもの。いつの間にか勢いがついて、どんどんと片づいていくはずです。
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