「防災食にもおすすめ」。丸大食品に聞いた、ウインナーのライフハックを大公開!
皆さん、ウインナーはお好きですか?私は大好きです!そのまま食べてもおいしいし、素材としても使いまわせてとても便利。常に冷蔵庫にストックして活用しています。 【写真で確認】ウインナーとパスタを一緒に茹でた方がいいワケ しかし先日「ウインナーは切り込みを入れずに焼いた方がおいしい」という豆知識を初めて知り、切り込み派だった私は、大きな衝撃を受けました。こんなにウインナーが好きなのに、これまでずっと、最高の状態で食べていなかったなんて…。もし、ほかにも、ウインナーに関する知られざるライフハックがあるのなら、ぜひ取り入れて、今後のウインナー人生をもっと豊かにしたい! というわけで今回は、「燻製屋シリーズ」で大人気のウインナーのプロ・丸大食品株式会社(以下「丸大食品」)に「ウインナーの常識が変わる新知識」について聞いてみました。以下に、その詳しい内容をご紹介します! ■ウインナーはそのまま食べられる! 一般的な「加熱食肉製品」と表示のあるウインナーは、加熱しなくてもそのまま食べられます。火を使わずに、冷蔵庫から出してすぐに食べられるとのことで、暑い時期など、調理の負担が軽く済むのはありがたいですね! サラダのアクセントにしたりと、忙しい朝にとても助かります。 ・防災食にもおすすめ! 被災した場合など調理が難しい状況でもそのまま食べられるウインナーは、防災食としてもおすすめなのだそう。丸大食品では、特に災害発生後1~2日間は、冷蔵庫内の傷みやすい食品から優先的に消費することを推奨しています。 ■ウインナーの脂を活用! そのままでも食べられるように味付けが工夫されているウインナー。その肉汁には、旨み成分が凝縮されているそうです。ここからは、この肉汁を油の代わりに利用するライフハックをご紹介♪ ・ウインナーと一緒に茹でると、パスタがくっつきにくくなる パスタを茹でるときにウインナーも一緒に茹でると、ウインナーから出る脂がパスタに絡み、茹で上がって時間が経ってもパスタ同士がくっつきづらくなるそうです。この技を使えば、茹で上げたパスタにバターやオイルを絡める手間が省けるうえに、パスタと一緒に熱々のウインナーも味わえますね♪ ・炒飯は油代わりにウインナーの肉汁を活用すると◎! 炒飯を作る際、油を引く代わりにウインナーから出る肉汁を活用して調理してみて。仕上がりに油っぽさがなくなり、料理の腕が上がった気分! <材料のめやす> ・ごはん:150グラム ・卵:1 個 ・ウインナー:2本 ・小ねぎ:適量 ウインナーは揚げるともっとジューシーに♪ 丸大食品レシピ開発担当者の方によると、「衣をつけないと破裂してしまうので注意が必要ですが、酢豚の豚肉の代わりにウインナーを揚げて作るとおいしい」とのこと。「酢豚などでは、大きい生の豚肉を揚げるのとは違い、あまり火を通す必要がありません。肉汁が閉じ込められたジューシー感は新しい出合いになるかもしれません 」。 ■そのまま食べるなら切り込みを入れずに焼く! 冒頭でもご紹介した、「ウインナーは切り込みを入れずに焼いた方がおいしい」という豆知識に関して、丸大食品では、その理由を「切り込みを入れると、そこから旨み成分が凝縮された肉汁が出てしまうとともに、噛んだときのパリッと食感も損なわれる」と説明しています。 加えて、大さじ1杯の水を加えて蒸し焼きにする「熟焼(じゅくやき)」を、ウインナーが最もおいしく食べられる調理法として提案しています! ・最大限に旨みを引き出す!燻製屋の「熟焼」 (1)油はひかずに、フライパンにウインナーと大さじ1杯の水を入れ、フタをしてから中火にかける (2)時々フライパンを揺らしながら、蒸し焼きにする(2~3分間) ※フタを洗うのが面倒な人はアルミホイルで代用しても OK (3)フタを取り、残った水分がなくなるまでウインナーを転がしながら焼く。表面にツヤが出てきて、軽く焼き色がついたら完成。 新知識について聞けば聞くほど、ウインナーの奥深さに驚くばかりですね!わが家でも、食卓にウインナーが登場する回数がますます増えそうな予感がします♪ 文=仁田茜