究極の「ふつうの時計」を目指したデジタル時計誕生
特徴がないのが特徴。 ふと見ると家の壁や街のアッチコッチに掛かっている時計は、日本が誇る時計メーカーSEIKO(セイコー)のものではありませんか? 【全画像をみる】究極の「ふつうの時計」を目指したデジタル時計誕生 日常生活に欠かせない電化製品であるため、彼らはとにかく目立たず馴染むけど見やすい、普通の時計「SEIKO STANDARD シリーズ」を作っています。
とにかく“ふつう”の時計
新作のデジタル時計「SQ820K/W」と「SQ821K/W」もまた普通。 機能もアラームと、2099年までのフルオートカレンダーが付いただけのシンプルさ。専用アプリでスマホと時刻を同期します。
デザインの工程が逆
本作は、auのニシキゴイ携帯電話や、無印良品の自律運転バス「GACHA」などで知られる、プロダクトデザイナー深澤直人氏が監修したもの。 優れた可読性を生み出すため、フォントからデザインを始めて最後に枠組みという、逆の手順で究極の「ふつう」を生み出しました。
どこに置いても馴染む
筐体は白と黒の2色があり、どちらも高コントラスト液晶でハッキリ見やすいのも良き。 置用スタンドも付属しており、掛けても置いても使えます。 高さ82×幅179×奥行き33mmの「SQ820K/W」は1万3200円。高さ110×幅240×奥行き41mmの「SQ821K/W」が1万9800円です。 Source: SEIKO
岡本玄介