東芝ブレイブルーパス東京、リーグワン優勝のシーズンを総括
6月18日(火)、リーグワン・ディビジョン1の東芝ブレイブルーパス東京が定例会見を開いた。14シーズンぶりに王者に輝いたため、優勝トロフィーと盾が横に置かれての実施となった。
登壇者は東芝ブレイブルーパス東京株式会社の荒岡義和社長、GM(ゼネラルマネージャー)としても日本一に輝いた薫田真広氏、オンラインでニュージーランドから参加したトッド・ブラックアダーHC(ヘッドコーチ)の3人だった。
「優勝したのが一番のトピック。うれしかったが安堵もした」という荒岡監督は事業運営会社の売上高は、「5億円は突破したいと話していたが、1年遅れて達成できた」と話した通り、前年度比153%となり6億2400万円と5億を超えた。
スポンサー(母体企業除く)、チケット収入、グッズ、ファンクラブ、アカデミーと軒並み、前年度比を超えた。スポンサーも来季に向けて検討している会社も複数あるという。
ホストの1試合平均の入場者数は1万45人(前年比168%)となり、有料入場者数は、全体は70%を超えた。開幕近辺の試合はホストエリアの子どもたちを多く招待していたが、シーズン後半の有料入場者数は9割ほどだったという。
なお、グッズ売り上げは3倍、ファンクラブは2倍ほどの伸びとなり、応援タオルで一番の売り上げたのは、キャプテンFL(フランカー)リーチ マイケルを抑えてSO(スタンドオフ)リッチー・モウンガとなった。
荒岡社長は「コロナ禍が落ち着いてきて、今季は自分たちの立ち位置を掴めたと思う。今季をベースに今季以上の集客をリーグワン全体として、みんなで力を合わせてやっていきたい。地道にやっていくしかないが、優勝した効果を活かして、どこまで伸ばしていくか」と来季を見据えた。
ニュージーランドからオンラインで参加したトッド・ブラックアダーHCは、リーグワンの決勝は、現地でも放送されていたということで、地元のラジオに何度か出演したという。