東京・湾岸エリアのおすすめスポット10選|タワマンと下町が混在するエリアのホットな目的地を在住建築家がガイド!
今、不動産界隈で最もホットな東京のエリアといえば「湾岸エリア」。 お台場エリアにオフィスを構えるのが 一級建築士事務所「エムズ・アーキテクツ」を主催する高橋昌宏さんです。 【写真で見る】お出掛けにぴったり!海沿いならではの施設やレトロな街並み、おしゃれなレストランまで 数多くのラグジュアリーな別荘を手掛けている高橋さん。軽井沢だけでも約140棟以上の別荘を手掛けた経験をもつというのですから驚きです。 そんな別荘建築のエキスパートの高橋さんが湾岸エリアを選んだ理由とは?
「湾岸エリアの特徴や魅力私にとってこの地域のいちばんの魅力は、海が近いことです。非日常空間の設計を手掛けている仕事柄、東京にいながら海を眺められるというのは、とても魅力的です。青海のオフィスも、自宅も、海の景色を楽しんでいます。仕事のコンセプトとも合っているのかもしれません。 またお台場は人工的な計画都市なので、道が広く、緑も多く、空が広いです。電線もありません。一方で、人工的なキレイさだけだと、バランスが取れないとも感じています。 佃や月島などの下町的な場所は、街のバランスとしてとても重要です。その共存が、湾岸エリアの魅力ではないでしょうか。天王洲のような倉庫街や古い街に、新たなクリエイティブな人、建築、物が生まれて、湾岸エリア独特なカルチャーも発生しています。 私たちも、東東京の湾岸エリアに、新たな発信ができればと考えてます」(高橋さん)
湾岸エリアとは?
「湾岸エリア」と聞いて、ふと手を止めた方は、目下マンションを探索中なのかもしれません。タワーマンションが続々と建設される、湾岸エリアは間違いなく、ホットスポットといってよいでしょう。 マンションの供給数、成約数も上昇を続け、平均坪単価は約580万円!(2024年8月時点)関心度の高さが見て取れます。 そもそも湾岸エリアとは、東京都中央区や江東区東部、港区・品川の一部エリアなどの東京沿岸の埋立地のことを指します。 <月島・勝どき・豊洲エリア> <有明・東雲エリア> <芝浦・台場エリア> に大まかに分かれます。 1990年代の再開発に伴い、タワマンが続々と建設。2020年には東京オリンピックの関連施設も登場しました。 大型複合施設や公園が整備されていることから子育て世帯も増え、多くの人から注目を集めています。 それでは、高橋さんのお気に入りスポットをご紹介しましょう。