「見えちゃった…だと!?」授乳をのぞき見する義父の卑劣な犯行。被害を訴えるも「そんなことくらいで」と夫はどこ吹く風。性被害同然の行為に傷つく30代妻の独白
日本の性加害は深刻な社会問題だ。法務省の犯罪白書によると強制性交等の認知件数は年々増加傾向にある。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「被害者の多くは女性で、加害者は身近な人物であるケースが多いと言われています。内閣府の調査では、性暴力被害経験者は生涯で1人に1人いるとの推計も出ているのですから恐ろしい」。 加害者が身近な人物。このキーワードはかなり衝撃的だ。 「性加害の加害者が身近な人に多い背景にはさまざな要因が考えられますが、親しい関係だからこそ、被害に遭いやすい状況に置かれやすく、さらには声を上げにくいことがあるでしょう。閉鎖的な空間では、加害者が自分の行為を正当化してしまうケースも少なくないと思われます」。 今回お話を聞いたのは、義父に対して本来であれば訴えたいと感じるほどの嫌悪感を持っているというある女性のお話だ。 --------------------------------------------------------------------------------------
東山美花さん(仮名・33歳)は、地方都市で暮らしている。夫と子ども2人、そして同じ敷地内に義両親が住んでいるそう。 「田舎ではよくある形です。敷地内に建ててもらった一軒家に長男である夫と私、2人の子供が住んでいます。母屋の方には60代後半の義両親。正直なところ、折り合いはちっとも良くありません」。 特に結婚当初、揉めたのは義母だったと話す。 「食事の作り方から、洗濯、掃除に至るまであれこれ口出ししてくるタイプで本当にイライラしました。当初は同じ母屋に住んでいたので…。多分子離れできていないんだと思います。息子を取られたとでも思っているのでしょう」。 そんな美花さんを義父は当初、庇ってくれていたそう。 ーそんなにいじめるなや。 そう言って義母の気を逸らしてくれることに感謝していたと話す。ある時までは…。 「次男が生まれた頃に今年の春頃に別宅が完成しました。やっと義母と離れられると思った矢先の出来事だったんです…」。 ある日の昼間、長男は昼寝をしており、次男に授乳をしていたときのことだ。 「自分の家ですし、ケープもせずに服を少しめくる感じで授乳をしていたんです。そうしたら…」 突然、鍵の開く音がしたと話す。 「驚いて、すぐに授乳をやめて服を整えようとしました。突然、乳房から離された次男はもちろん大泣き。でもそれどころじゃなくって…」。 部屋にどかどかと入ってきたのは義父だったという。 「まだ服を整えている途中で入ってきたもんですから、さらにびっくり。たぶん、少し見えちゃったと思います。だって…」。 ーあっ、ごめん、ごめん。見えちゃった。 そう言いながら義父は買ってきたイチゴを届けにきたと話し、キッチンに置いて出て行ったそう。 「最悪な気持ちでした。だから夫には見られちゃったかもしれないと言ったんです。それから鍵を勝手に開けないで欲しいと言ってと頼んだんですが…」。
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