スペースX、「スターシップ」のブースターを燃焼試験--7回目は1月11日か

米Space Exploration Technologies（SpaceX、スペースX）は米国時間12月9日、「Starship」の7回目の打ち上げに向け、第1段エンジン（ブースター）「Super Heavy」（スーパーヘビー）の燃焼試験を実施した。 　StarshipはSuper Heavyと合体させることで、全長121mにもなる超大型ロケットだ。これまで6回の打ち上げ試験が実施されており、宇宙空間への到達だけでなく、Starshipの海上への軟着水、Super Heavyの発射台アームによる空中キャッチに成功している。 　南テキサスにあるSpaceXの施設「Starbase」で実施された燃焼試験では、発射台でSuper Heavyの33基の「Raptor」（ラプター）エンジンが短時間点火された。試験の様子は、X（旧Twitter）の公式アカウントに投稿されている。 　Starshipの7回目の打ち上げ日はまだ発表されていないが、米航空宇宙局（NASA）から米連邦航空局（FAA）に送信されたメールによれば、来年の1月11日が目標日とされている。