【コンパクトな全自動コーヒーメーカー】リニューアルしたシロカの「カフェばこ」はアイスコーヒーにもぴったり
箱のように見えるコーヒーメーカーの背面には取り外し可能な水タンクが付いていて、淹れるコーヒーの種類と杯数に合わせて水を入れて使います。「カフェばこ」は入れた分の水とコーヒー豆を全量使う方式なので、水の量とコーヒー豆の量は正しく測って入れるのがおいしく淹れるポイント。たとえば、ランチのためにカップ2杯分のホットコーヒーを淹れようとするときには、「ホット2杯」の線のところまで水を入れ、バスケットにコーヒー豆を2杯分淹れるというわけですね。
取扱説明書には豆の量が1杯=12g、2杯=18g、3杯24g、4杯=27gと書いてありますが、これはあくまで目安なのでコーヒー豆の種類や好みに合わせて調整して自分の好きな濃さを見つけるようにしましょう。ちなみに私は、少し濃いめのほうが好きです。
ペーパーフィルターを使わないのでエコ&オイル分も抽出されてまろやかな味わい
水と豆をセットしたら、「豆/粉、テイスト」ボタンを押して、豆か粉か、テイストはリッチかマイルドかを選択します。
続いて右のダイヤルを回して杯数を選び、スタートボタンを押せばOK。豆を挽く音はそれなりにしますが、従来モデルに比べると耳障りな音は軽減されています。そんなに長い時間ではないので、ここは気にしない気にしない!
「カフェばこ」は、繰り返し使えるステンレスフィルターを採用していて、ペーパーフィルターを使わないので経済的でエコなのも魅力的。ペーパーフィルターの場合はカットされてしまうコーヒー豆のオイル分や微粉も抽出後のコーヒーに含まれるので、甘くまろやかな味わいになるという特徴もあります。
このモデルでは前述したように、蒸らし時間を長くとった「リッチ」テイストも選べるので、コーヒー豆の種類などによって変えてみて、自分好みの味を探してみるのも楽しいですよ。
しっかり蒸らしたリッチテイストはアイスコーヒーにもぴったり。水タンクのアイスコーヒー用の目盛りに合わせて水を入れて、杯数に応じた豆をセット。抽出したコーヒーをたっぷりと氷を入れたグラスに注ぎ、急冷して作ったアイスコーヒーは香り高くて超美味! これからの季節におすすめです。