年収300万円の娘は「軽自動車」「コンパクトカー」どちらを買うか迷っているようです。アドバイスしたいのですが、それぞれの価格と性能が分かりません…。
※筆者作成 自動車税は年に一度、自動車重量税は2年に一度の支払いが必要となります。表1に定めた条件の場合、2年間で2万9500円~3万7700円の差額が生まれると想定できるでしょう。 このほかにも車検費用やガソリン代、駐車場代などの維持費もかかります。年収300万円は手取りで20万円程度となるため、生活費にくわえて維持費を支払う場合、少しでも維持費の安い軽自動車のほうがおすすめといえます。 ■安全性能 軽自動車とコンパクトカーの場合、安全性能面で違いが生まれるケースもあるようです。おもにはボディ剛性の強さや搭載されている安全支援機能に差があると考えられており、コンパクトカーには衝突被害軽減ブレーキや車間距離制御装置(ACC)などが搭載されているケースが見られます。 ただし、近年は軽自動車にも衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)や車線逸脱警報(LDW)などの安全装備も搭載されているようです。 選ぶ車種によって搭載されている装備は異なる点と、断言はできませんが、安全性能を重視しているのであれば、現状はコンパクトカーを選んだほうが安心かもしれません。 ■燃費 軽自動車とコンパクトカーでは、燃費の部分に差が出るケースも珍しくないようです。例えばスズキから販売されている「アルト」と「スイフト」を比較してみると、燃料消費率で以下の数値が掲載されていました。 ・アルト(HYBRID X/S 2WD車):27.7キロメートル/リットル ・スイフト (HYBRID MZ/MX 2WD・CVT車):24.5キロメートル/リットル なお、上記は一例であり、必ずしもコンパクトカーの燃費が劣るとは限らないでしょう。燃費を気にするのであれば、自身が検討している車種の数値を一度確認してみてください。
年収300万円の場合、「軽自動車」と「コンパクトカー」のどちらがよいかは人によって異なる
年収300万円の場合に「軽自動車」と「コンパクトカー」のどちらがよいかは、人によって異なると考えられます。これは求める条件がそれぞれ違うことが関係しており、なにを重視して車を選ぶかが変わってくるためです。 例えば、購入費用や維持費を重視するのであれば、軽自動車の方が安く済むケースがほとんどでしょう。対して性能面を重視するのであれば、コンパクトカーのほうが充実している可能性が高くなります。 軽自動車とコンパクトカーにはそれぞれメリットやデメリットがあり、内容を比較することが重要といえるでしょう。本記事で紹介した内容以外にもさまざまな違いがあると考えられるため、まずは自分の求める条件を整理してみてください。 出典 スズキ株式会社 アルト スズキ株式会社 スイフト 日産自動車株式会社 ノート[NOTE] 日産自動車株式会社 ルークス[ROOX] 軽自動車検査協会 Q. 7-004 車検の際に支払う重量税の金額を教えてください。 札幌市 軽自動車税 東京都主税局 自動車税種別割 厚生労働省 令和5年度税制改正に伴う自動車重量税の税額の基本的な考え方(フローチャート) その5(6ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部