お風呂掃除って本当に必要?「暮らしのプロ」が考えるじつは「やめていい」「しなくてもいい」家事
家事のなかには、「やめていい」「しなくてもいい」ものが潜んでいることがあります。しかも、やめても、じつはそれほど不便がないことも。 【画像】お風呂掃除って本当に必要?「暮らしのプロ」が考えるじつは「やめていい」「しなくてもいい」家事 そこで今回は掃除にまつわる「やめていい」「しなくてもいい」家事を、暮らしスタイリストとして料理を始め家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんにお伺いしました。
【1】毎日掃除機をかけない
「掃除をする」=「掃除機をかける」と思っていませんか。しかも、「毎日かけるもの」と思っている人も決して少なくありません。でも、掃除機がけって、正直面倒だし、大変ですよね。思い切って毎日の掃除機やめてみてはどうでしょう。 もちろん小さなお子さんやペットがいたり、家族が多いと、毎日掃除機をかけないとスッキリしないという人もいるかもしれません。でも、日中は仕事や学校、保育園や幼稚園などで、家族があまり家にいないというご家庭であれば、毎日かけなくても気にならないことも。ゴミや埃が気になるなら、フローリングワイパーも手軽です。軽くて、狭い隙間にも届くし、掃除機のように溜まったゴミの処理も不要です。 また、最近ではロボット掃除機を活用するご家庭も増えています。価格は高めですが、自分ががんばらなくても、いつでも床がスッキリとしているのは気持ちがいいもの。「毎日」にこだわるなら、便利な道具を取り入れるのもおすすめです。
【2】お風呂掃除をしない
お風呂掃除などの水まわりは汚れやすい場所です。まったく「しない」と言い切ることができませんが、あえてお風呂掃除の時間をつくらずに、入浴中にすませてしまうのはいかがでしょうか。 お風呂に入るときに、掃除用のスポンジを持ち込んで、お湯に浸かりながら、バスタブまわりの気になる汚れをゴシゴシ。メラミンスポンジが使えるようであれば(素材によってはバスタブを傷つけてしまうことがあるので、使用できるかご確認ください)、お湯だけでも頑固な汚れが落とせます。 家族みんながお風呂に入ったあとで、湯船に酸素系漂白剤を入れて、その中に洗面器やお風呂用椅子、バスタブのフタなどを放り込んで、翌朝まで放置。朝ざっとお湯を流すだけで、がんばって掃除をしなくても、お風呂のアイテムがキレイになっています。