これまでと印象が「まったく」違う! アウディQ6 e-トロンへ試乗 航続距離600km以上
VWグループ内の従来のEVとはまったく異なる
新しいプラットフォームを採用した、アウディQ6 e-トロン。これまでのフォルクスワーゲン・グループのバッテリーEVとは、まったく異なる印象を受けた。 インテリアの技術水準は高く、実際に押せるハードボタンも有効。運転体験は素晴らしく、現実の航続距離がカタログ値に近ければ、クラス最高の1択になるといっていい。少なくとも、マカン・エレクトリックに劣らない訴求力がある。 SQ6 e-トロンは、もう少し差別化されても良かった。追って登場する、600馬力以上と噂されるRS Q6 e-トロンには期待がかかる。マカン・エレクトリック・ターボとパワートレインを共有し、専用のドライブモードとボディキットが与えられるはずだ。 ◯:高度なインフォテインメント・システム エアサスペンションの乗り心地 △:ベーシックなQ6 e-トロンでも高価 SQ6にはもっと違いが欲しい
アウディQ6 e-トロン・クワトロ(欧州仕様)のスペック
英国価格:約6万7000ポンド(約1353万円/予想) 全長:4771mm 全幅:1939mm 全高:1648mm 最高速度:209km/h 0-100km/h加速:5.9秒 航続距離:613km 電費:-km/kWh CO2排出量:- 車両重量:2325kg パワートレイン:非同期モーター(前)+永久磁石同期モーター(後) 駆動用バッテリー:100kWh(グロス) 急速充電能力:270kW 最高出力:388ps 最大トルク:59.0kg-m ギアボックス:1速リダクション(四輪駆動)
マレー・スカリオン(執筆) 中嶋健治(翻訳)