常時130キロ台の直球で甲子園ベスト16入りした西日本短大附のエースの武器は制球力と強心臓!卒業後は大学野球で速球投手を目指す!
<第106回全国高校野球選権大会:京都国際4ー0西日本短大附>◇17日◇3回戦◇甲子園 甲子園ベスト16に導いた西日本短大附のエース・村上 太一投手(3年)が力尽き、3回戦敗退となった。今大会、140キロ超えの投手が50人もいるなか、村上は常時130キロ前半と決して速くない。ただ、スライダー、カーブ、チェンジアップを巧みに投げ分け、打たせて取る投球を展開する。 村上は自身の武器はコントロールだと語る。 「大会を迎えるまで自信はあまりなかったのですが、大会に入ってから調子を上げることができました」 ただ投げるだけでは打たれてしまう。そのため打者の反応を注意深く見てきた。捕手と話し合いながら、狙い球を外し、凡打の山を築いてきた。福岡大会では6試合を投げ、33回を投げ、8失点。そして甲子園では全3試合で20回を投げ、自責点3の好投を見せた。 ナインが認めるのは度胸の部分だ。3番手で登板した尾方 聡馬投手(3年)は村上のメンタルがあったからこそここまで来れたと感謝する。 「1回戦の金足農戦ではスタンド全体が金足農を応援している雰囲気でしたが、村上は笑っていましたし、堂々と投げていました。本当にすごいですよね」 完投勝利した際、野手陣から「頼もしい」という声が聞かれた。卒業後は大学でプレーする。 「投球術の部分は自信になりましたけど、スピード面は全然納得していないです。もう一度、フォームを作り直して、大学野球の舞台で活躍したい」 大学でも実戦力と球速を備えた投手として再び全国の舞台を目指す。
ナインが認めるのは度胸の部分だ。3番手で登板した尾方 聡馬投手(3年)は村上のメンタルがあったからこそここまで来れたと感謝する。 「1回戦の金足農戦ではスタンド全体が金足農を応援している雰囲気でしたが、村上は笑っていましたし、堂々と投げていました。本当にすごいですよね」 完投勝利した際、野手陣から「頼もしい」という声が聞かれた。卒業後は大学でプレーする。 「投球術の部分は自信になりましたけど、スピード面は全然納得していないです。もう一度、フォームを作り直して、大学野球の舞台で活躍したい」 大学でも実戦力と球速を備えた投手として再び全国の舞台を目指す。