【楽天】森井誠之球団社長が職員にあいさつ「これまで以上に愛される球団に」観客30万人増に感謝
楽天は27日、仙台市内の球団事務所で仕事納めを迎えた。職員に対し、あいさつした森井誠之球団社長(50)は「球団職員の皆さん、お疲れさまでした。ファンの皆さまの声援が必ず選手の力になると信じ、今シーズン掲げた観客動員数150万人という目標達成に向け、職員の皆さんも大いに貢献してくれました」とねぎらった。 観客動員数も目標の人数を大幅に上回った。「昨年から30万人近く増え、最終的には164万人ものお客さまにご来場いただくことができたのも、関係者の皆さま、そして何よりファンの皆さまからの熱いご声援のおかげであると、心より感謝いたしております」と話した。 球団20周年だった今季は4位でCS進出を逃したものの、交流戦初優勝を成し遂げ、球団史に新たな1ページを刻んだ。「チームも見事、球団史上初となるセ・パ交流戦優勝を飾り、その後もクライマックスシリーズ進出をかけた熱戦を繰り広げ、最後まで20周年にふさわしい戦いぶりを見せてくれました」と評価した。 来季以降に向けて「私たちはこの先もずっと東北とともに歩みつづける球団です。これまで以上にファンの皆さまに愛される球団となれるよう、立ち止まることなくまい進していきましょう。そして、来シーズンこそは必ずクライマックスシリーズに進出し、ここ東北に再びあの喜びと感動をもたらしましょう」と力を込めた。 最後に「つかの間の年末年始ではありますが、ゆっくり休養し、良いお年をお迎えください」と結んだ。