40代50代からの「即捨てリスト18」。使えるかもしれないと思っても手放して
片づかない家には共通点がありました。ライフオーガナイザーのお仕事で散らかったおうちを訪問することが多い下村志保美さんが、「豊かな老後のため、今すぐ捨てたほうがいいもの」について教えてくれました。 【写真】あっても使わない謎ケーブル類は処分して
なにかに使えるかもしれないもの
整理収納のサービスを提供するようになって10年、1000件以上の片づけにお困りのお客様の家を片づけてきた私が感じた、「一見持っておいた方がよさそうだけど、じつは不要だったもの」をお伝えします。 1:デザインがかわいいお菓子のあき缶 2:手づくりジャムのお裾分けに使えそうなあきビン 3:フラワーアレンジメントが入っていたバスケット 4:用途のわからないケーブル類 5:組み立て家具についてきた予備のネジ 6:古い本や雑誌 「なにかに使えそう」ということは今の時点で使い道がないということです。手づくりジャムを毎年つくってお裾分けをしているのであればある程度持っていてもいいでしょうが、つくる予定がないのであれば、ただ場所をふさぐだけのものになりかねません。 なにかに役立ちそうな情報がある本や雑誌も、時が経てば情報も古いものになってしまいます。 そして「なにかに使えそう」なものは家の中にたくさんあるから、それらをすべて取っておこうと思うとキリがないし、いざ使おうと思ったら見つからないのも現実です。
いつか使うかもしれないもの
7:1年以上使ってない洗剤 8:まだ使えるアイシャドウ 9:電化製品のあき箱 10:洋服の予備ボタン 11:3年以上見ていない学習教材 12:お土産でもらった塩や佃煮 1年間使わずにすんだ洗剤はこれからも使うことはないでしょうし、アイシャドウも古いものは劣化して肌荒れの危険もあるし、古くさくみえてしまうかも。じつは過剰なストックを持つのではなく、必要なときに必要なものを買うことが、いちばんコスパがいいのです。 電化製品のあき箱は、あった方が高く売れるかもしれませんが、それを保管するスペースにも家賃や住宅ローンというコストがかかっています。 教材の内容ももしかしたら古くなっているかもしれませんし、珍しい食品は「特別なときに」と思っている間に期限ぎれになるかも。 また、今使いたいと思わないものを、いつか使いたいと思うこともほとんどないでしょう。