【Z世代の就職活動】就職活動における「企業研究」。聞きづらい質問の回答、どのように情報収集する?
2026年卒業予定の就活生(26卒)は、さまざまな企業の情報を集めている方が多いのではないでしょうか。 就職活動を進めていく中で、福利厚生やキャリアプランなど「聞けなかったけど、本当はもっと知りたい」と感じることも、あるのではないかと思います。 ◆【グラフ】Z世代の就職活動における「企業研究」に関するアンケート結果 そんな「聞けなかったこと」の答えを知るために、就活生がどのような方法で解決をしているのか、アンケート調査結果をもとに、見ていきましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
企業研究は「公式HP」から。信頼できるのは「現職社員の声」
株式会社ガロアが実施した就活に関する調査では、「企業研究の方法」や「信頼にたると判断できる情報源」について調査しています。 調査概要 ・調査期間:2024年8月19日~8月25日 ・調査対象:ガクセイ協賛に登録する約800の学校の学生 ・回答者数:1483名(女性833名、男性576名、性別未回答19名) ・調査方法:インターネット調査
企業研究をする方法は?企業のHPが最多
企業研究の方法としては、「企業のHP」が最多で66%となりました。次いで「企業説明会」が33%、「就活情報サイト」が30%となっています。 企業について知るために、企業HPで情報収集をしたり、説明会で話を聞いたりするのが第一歩となっているようです。
信頼にたると判断できる情報源はやっぱり「対象の会社の現職社員の情報」
「企業研究をする上で、最も信用できた(できる)情報は、どんな情報か?」という質問に対する回答としては「対象の会社の現職社員の情報」が31%で最多となりました。次いで「対象の会社と関わりある知人からの情報」が28%と多く、口コミ情報サイトの10%と大きく引き離しています。 現職社員や対象の会社と関わりのある知人の声といった、現在進行形の体験をともなう情報を求めていることがわかります。 一方で、選考に影響しない場で現職社員と会うのは難しいことも事実です。 では、どのようにすれば現職社員の声を聴くことができるでしょうか。 社員訪問などカジュアルな面談の機会もありますが、今回は面接や座談会などでよくある「逆質問」にフォーカスしてみましょう。