【福岡県・2024年版】秋の絶景・風物詩10選。ライトアップされた二本煙突と月の美しさ
◆太原のイチョウ
広川町のシンボルツリーであるイチョウの木。11月中旬から下旬ごろ、太原地区は約80本のイチョウが美しく色づき、辺り一面が幻想的な黄金色に染まる。 イチョウの並木と黄金の絨毯が作り出す景色は、思わず息をのむ美しさだ。 ちなみに太原のイチョウは私有地にあり、所有者の厚意で見学することができるようになっている特別な場所。感謝の気持ちを忘れずに観賞したい。 太原のイチョウ(たいばるのイチョウ) 所在地 福岡県八女郡広川町久泉1029
◆メタセコイアの並木道
築上町物産館「メタセの杜」の裏にある、50メートルほどのメタセコイアの並木道。11月中旬から12月上旬には、ヒノキ科の落葉樹であるメタセコイアが鮮やかなオレンジ色に紅葉する。 落ち葉のレッドカーペットも美しく、まるで映画のワンシーンを切り取ったような情景が広がる。 メタセコイアの並木道(めたせこいあのなみきみち) 所在地 福岡県築上郡築上町弓の師765周辺
◆英彦山神宮 参道の紅葉
福岡県と大分県の県境に鎮座する標高1,199メートルの英彦山は、古くから神聖な山として信仰を集めた日本三大修験山の1つ。 その英彦山にある英彦山神宮の奉幣殿までの参道は、10月下旬から11月中旬ごろになると鮮やかな紅色のモミジに包まれ、背筋が伸びるような神秘的な光景が広がる。 英彦山神宮 参道の紅葉(ひこさんじんぐう さんどうのこうよう) 所在地 福岡県田川郡添田町英彦山
◆柳坂曽根の櫨並木
福岡県の天然記念物に指定されている柳坂曽根の櫨並木(はぜなみき)。かつては灯明用の蝋の原料として植樹されたハゼが、南北約1.2キロメートルにわたり、約260本も現存する希少な並木で『新・日本街路樹100景』にも選ばれている。 11月中旬から12月上旬ごろになると、ハゼが燃えるように真っ赤に色づき、その美しい光景は久留米の秋の風物詩となっている。 柳坂曽根の櫨並木(やなぎさかそねのはぜなみき) 所在地 福岡県久留米市山本町豊田