セブンペイ、9月末でサービス終了 午後3時から会見(全文3)モニタリング強化で守れると判断
さみだれ式に対策を行ったのはなぜか
東京新聞:東京新聞の嶋村と申します。2点ありまして、まず1点目は、サービス開始から不正アクセスがあってから、さみだれ式に対策を取られたかと思うのですが、入金を停止するですとか、外部IDを停止するですとか。そういった、なぜ一度に判断しなかったかっていうこと、さみだれ式になぜ対策を取っていったかっていうことをお聞きしたいのと、あと1点。今回、セブン・ペイさんは、他社のペイメント、PayPayですとか、7月1日には同日にファミペイさん、ファミリーマートさんのファミペイさんもリリースされて、正直、後発だったかと思うんですが、何か急いでいた焦りのようなものがあったのかということもお聞きしたいと思います。 後藤:最初の質問でございますが、サービス開始から対応がさみだれ式になっていたのはなぜかということなんですが、まず7月2日、3日に発生した今回の事象でございますが、取りあえずお客さま保護ということを第一優先に考えたときに、やはり被害をその場で止めるという、これが最優先であろうということで、チャージの停止、新たな加入の停止、これを決めさせていただきました。 その間、被害が拡散するというような状況ではなくなりましたので、原因についてしっかり見極めるという、こういった作業をしておりました。その間、外部ログインの中に、ログインの工程に脆弱性がわれわれとしても認識できましたので、それについても放置するわけにいかないので、その時点で切るという施策を打ったということで、さみだれ式というよりも、お客さま保護ということを最優先する中で打つべき手を果断に打ったということと、もう一方で、しっかり原因の追求、どこに問題があったのかということを同時並行で進めるという、こういった中でそのようにご覧になるんじゃないかというふうに思っております。 あと、7pay、後発が故の焦りがあったのではないかということでございますが、これについては奥田よりお答えさせていただきます。
焦りというものはわれわれには当たらない
奥田:ご指摘のような報道、もしくは皆さまからのご評価をいただいていたというものは認識をしてございますが、2018年の6月にセブン-イレブンのアプリというものがスタートをし、そのお客さまからのご支持、ご利用の状況を見ながら、この19年7月ということを、常に開発体力なんかも確認をしながら進めてきたということでございまして、焦りというものはわれわれには当たらないというふうに考えております。 司会:続きましていかがでしょうか。では一番左手の前から3列目ですね、女性の方、お願いいたします。 【書き起こし】セブンペイ、9月末でサービス終了 午後3時から会見 全文4に続く