セブンペイ、9月末でサービス終了 午後3時から会見(全文3)モニタリング強化で守れると判断
具体的にどこに時間がかかるのか
日本経済新聞:日経新聞の清水と申します。2点お願いいたします。まず1つ目が、対応を完全に終えるまでに相応の時間が掛かるというふうにおっしゃっていたと思うんですが、2段階認証のところはもう導入されるというふうにおっしゃっていて、ほかにもセキュリティーの対策を取るという方針は出されていたと思うんですが、具体的に時間が掛かるというのはどの部分に時間が掛かって、完全に対応できないというふうに思われているのか、というのが1つと、2点目として、報道とかいろんな利用者の方からも、GitHubにソースコードが流出していたのではないかというような指摘がありますが、御社の見解を教えてください。 後藤:今いただきました質問、2問でございますが、田口のほうからお答えさせていただきます。 田口:ではまず1点目の、対応を完全に終わるのに時間が掛かるというふうに判断した経緯でございますが、さまざまな観点から決済のサービスというものをつくって、そのあと、当初はもう一度、セキュリティーの強化をというふうにも考えましたけれども、今回、先ほど申し上げましたように、3つの観点から体制も含めて再度検討し直すべきというふうに考えました。通常、開発であればやはり主に13カ月ぐらいを要しておることもございますので、その間、ご不便をお掛け続けるわけにはいかないというふうに判断したという次第でございます。 それから2番目のGitHubにソースコードが載っていた件でございますが、私ども開発を請け負っているところでございます。本当にご心配をお掛けてして申し訳ございません。このソースコードにつきましては、15年の秋に開発、環境用に作らせていただきましたソースコードでございまして、ご心配いただいているようなインターフェースの形式ですとかログインの形式等については直接書かれているものではありませんことを確認もいたしております。それから、当時は現在のようなサービスが想定されておりませんでしたので、仮にそのままアプリケーションを再構築しても、現時点での環境との影響もないということも分かっております。ただ、私どもの管理不行き届きであったことにつきましては、ご心配お掛けしましたことをおわび申し上げます。 司会:続きましていかがでしょうか。では3列目後段の黒い洋服の女性の方、お願いいたします。