大阪・関西万博プロデューサー10人発表 映画監督の河瀬直美さんら意気込み
大阪・関西万博プロデューサー10人発表 映画監督の河瀬直美さんら (映像提供:日本国際博覧会協会)
2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)の運営主体「日本国際博覧会協会」は13日、会場の構想やデザイン、演出などを担当するプロデューサー10人の発表記者会見を行った。
同協会によると、プロデューサーは会場のデザイン、運営、万博のテーマに沿った展示やイベント、演出などについて、それぞれの専門分野を生かして指揮を取る。
会見ではプロデューサーの一人で、シニアアドバイザーも兼務する映画監督の河瀬直美さんやメディアアーティストの落合陽一さんらが意気込みを語った。 河瀬さんは「シニアアドバイザーとプロデューサーを兼任するということは、橋渡しのような役割というような気がしています。シニアアドバイザーの中には関西の方たちもたくさん入ってらして、50年前の万博というのを意識もしますし、意識をするということは、違うものをもっとよりよく輝かせるようなものをという形にもなるかと思います」と話した。
発表されたプロデューサーは次の通り。 藤本壮介(建築家)、石川勝(プランナー)、福岡伸一(生物学者、青山学院大学教授 )、河森正治(アニメーション監督、メカニックデザイナー )、河瀬直美(映画監督)、小山薫堂(放送作家)、石黒浩(大阪大栄誉教授、ATR石黒浩特別研究所客員所長)、中島さち子(音楽家、数学研究者、STEAM教育家)、落合陽一(メディアアーティスト)、宮田裕章(慶応義塾大学教授)