2025年大阪万博決定 ビューイング会場にいた「金ピカのおっちゃん」の正体は?
2025年大阪万博決定 ビューイング会場にいた「金ピカのおっちゃん」の正体は?
「あの金ピカのおっちゃんはだれ?」──。2025年の国際博覧会(万博)の開催地が日本時間の24日未明、大阪に決定した。23日深夜から翌24日未明にかけ、大阪市北区のホテルでは大阪の政財界人が約400人が集結し、パリでの総会の投票の模様を映した「ライブビューイング会」で見守っていた。THE PAGEでもこの模様を中継していたが、その中でひときわ目立つ「金ピカのおっちゃん」がチャットでも話題になっていた。このおっちゃんの正体とは? 【中継録画】2025年万博 大阪誘致関係者が集結しビューイング会 常に金ピカスーツは目立っていた
謎の金ピカ男性、中継映像に書き込みが多数
男性はBIE総会の模様を映し出す大きなモニターに近い席にすわっており、常に目立っていた。筆者はデジタルカメラ片手に関係者らの「喜びの表情」を撮影するべくモニター前で撮影準備をしていたが、目の前にいる金ピカの男性の存在は最初から気になっていた。 取材の合い間にビューイング会の模様を中継マイク片手にレポートした際、スタッフから「中継映像に『金ピカの人はだれだ?』という書き込みがたくさんあります」と聞き、筆者はさっそくその人へ。聞けば、この金ピカ姿の男性は大阪観光局の溝畑宏局長で、かつては観光庁長官も務めた人物だった。 本人に確認すると、派手の金のスーツのほか、金色の帽子は手作りだという。そんな局長だが、2025年の大阪万博決定の際は、飛び上がるように両手をあげ、金ピカスーツはさらに輝きを増していたようにみえた。
必勝祈願の寺まわり実る、開催決定のボード掲げ大喜び
さっそく喜びのコメントをとると「この1週間、徳島県、福井県、秋田県の必勝祈願のお寺をずっとまわった。それが実った。ここから大阪が世界へ。本当にうれしい」と話し、用意していた「開催決定」のボードを両手いっぱいに掲げていた。 その姿をみて、周囲から「『オリンピックおじさん』の感覚で『万博おじさん』やね」という声もちらほら聞かれた。インタビューの最後に「大阪は一気に世界にいっちゃいます。この金ピカのように、明るく元気に活力を。大阪万博、世界にイエーイ」と力強く答えた溝畑局長。
その後も各マスコミのインタビューに笑顔で応じ、ステージでのバンザイでも喜びをあらわにし、最後まで会場全体を盛り上げた溝畑さん。会場からは惜しみない拍手が贈られたほか「あの人が、この会場をすごく盛り上げてくれてたね」という声も多く聞かれた。