ロッテ・広畑敦也ら3選手が小学6年生91人に熱血指導!「消防士さんになりたかった」トークショーでも盛り上げる
ロッテの広畑敦也投手(27)、大下誠一郎内野手(27)、池田来翔内野手(25)が21日、千葉県柏市の柏の葉公園で野球教室(千葉ロッテマリーンズ柏後援会主催)を行い、市内の少年野球8チームの小学6年生91人を対象に熱血指導した。 捕球、投球やノックを受ける際にはロッテの元気印・大下が「うまい!」「いいね!」「リズムだよ、リズム」と試合さながらの声だし。短い時間ではあったが、冬晴れのもと3選手は熱心に指導した。 続いて行われたトークショーで広畑は「(6年生のときはプロに)なれればいいなあ、くらいだった」と明かし「消防士さんになりたかった。登り棒が大好きだったんで」と、子どものころの思いを口にした。 最後は3選手が実際に使用したユニホーム、練習着をかけたじゃんけん大会が行われ、勝敗が決まるごとに児童は一喜一憂し、この日一番の盛り上がりをみせた。 教室終了後、取材に応じた千葉県八千代市出身の池田は「楽しかったですね。地元出身のマリーンズで小学生とやれるのは、いい思い出になります。僕も(小学生のころ)2、3回は行きました。巨人だったら阿部(慎之助)さん、坂本(勇人)さん、亀井(善行)さんが来てくれることもありましたし、ロッテだったら清水直行さんの野球教室に行きました」と少年時代を振り返った。 社会人出身が加わるなど、来季はさらに内野のポジション争いが激しくなる。「いろんな選手がいますけど僕の場合、人と戦うより自分と戦った方がいい気はしますし、人を見ている場合じゃないと思うので、いずれにしろあまり気にしないですね。やるべきことをやれればいけると思います」と1軍での居場所を見つけるため、自分との戦いに勝つ姿勢をみせた。
中日スポーツ