86歳・田村セツコ 誰でも平等にある<孤独のさみしさ>。「孤独と仲よくできる人はラッキー。それは年齢も性別も関係ない」
◆孤独ぎらいのひとり好き わたしは孤独は嫌いだけど好き。 若いときは、孤独は嫌いなだけだったのかもしれません。 自分ひとりが悲しくてさみしくていつも損してると感じていました。 それが、なぜか大人になったら、逆に孤独っていうのは自分に寄り添ってくれている味方だと思えるようになりました。
◆世にも不思議なもの 孤独っていうのは世にも不思議なもので、みんながテーマにしてわかろうわかろうと思っても、正体をばらさない不思議な生き物です。 ある意味プレゼントっていうか宝物みたいですよね。 心の免疫力をつける、抗体ができるってことかしら。 だから孤独と仲よくできればラッキーだと思います。 若くても年をとっていても、男でも女でも全然関係ないんですよね。 ※本稿は、『[ミラクル新書版]孤独ぎらいのひとり好き』(興陽館)の一部を再編集したものです。
田村セツコ
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