自民新総裁を選ぶなら?投票する人の心理を立憲・西村代表代行が読む!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
今回は以下の質問からいくつかピックアップして西村氏に回答していただきました。
鋭い質問をする国会議員、あの党の中でも?
恒例のゆるふわテーマ、「○○な議員3人」シリーズ。西村氏は「3人はなかなかなあ……(笑)」と悩みます。 ひとつめは、鋭い質問をする国会議員の方は。 西村氏「鋭い質問といえば、やはり共産党さん?鋭いですよねえ……」 と、なかなか個別のお名前が出てきづらい様子です。というのは…… 西村氏「私たちは政党政治家なので、うちの党の議員の質問をすごく応援するし、『今のはいい質問だったよね』と言い合うことは多々ある。ほかの党の質問だと……正直言うと、そこまで身が入らないんですよ」 民主党政権時に、外務大臣政務官や厚生労働副大臣を務め、国会答弁にも出ていらした西村氏。政府の仕事をしていて厳しいなあと思ったのも、やはり共産党議員の質問だったと振り返ります。 思い起こしながら、名前が上がったのは2人の女性議員。 西村氏「阿部知子さん(衆院議員)の質問は結構ぐさっと来ますね」 共産党議員からの質問は、厚生労働副大臣の時に何回か答弁に立ったとのお話ですが、委員会に入っていた「高橋千鶴子衆院議員(共産党)の質問はなかなか鋭いな」と感じたと振り返ります。 「鋭い」と表現する裏側には、どのような思いがあるのでしょうか。 西村氏は「質問だから事実に即しているし、加えて、こうすべきではないか?という意味が入ってくる」と語り始めます。 西村氏「『こうすべきではないか』と言われる時に、心の奥底では自分もそうしたいよなと思っていても、いろいろなことでそれができない時、答弁には実は困るんですよ(笑)」 いっそ、反論できるような質問なら答弁しやすいのに、自分の心の中でも「『言ってること、すごくよくわかります……』という時の答弁がつらい」と西村氏は苦笑します。 MC伊藤由佳莉「ほんとはそうしたいんですよ、って言いたいですよね」 西村氏が副大臣を経験したのは、まさに東日本大震災の直後の時期でした。西村氏は、震災直後の政治の現場で直面した苦悩を、次のように振り返ります。 西村氏「どの党からということではなく、その時政府ができていないこと、そのあと災害などが起きると、私たちもこうするべきだと言いますけれど……」 西村氏「みんな一生懸命やっているのはわかっている。わかっているのをあと押ししようと思って質問するんだけど、東日本大震災のあとにそうした質問を受けると、どの党からということではないですけれども、すごく答弁に詰まるところがありました」