自民新総裁を選ぶなら?投票する人の心理を立憲・西村代表代行が読む!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
他党で、将来が気になる若手国会議員は?
「他党ですよね……」と悩む西村氏は、しばらくして国民民主党の浅野哲衆院議員の名前を挙げました。 西村氏「いろいろ個人的な思いはあるのかもしれないけれど、大きな流れとして、政治を変えていこうという思いでは、共有していただいていると思っていて……」 「食事もしたことあるんですけど、なんていうか、面白い人ですよね」と紹介します。 MC伊藤由佳莉「大局を見据えて動けるかたが若い世代にいると、次世代につながるということですか?」 「つながるんじゃないかなと思います」と即答する西村氏。 一時期、合流を試みた立憲民主党と国民民主党。全体の合流には至りませんでしたが、西村氏は「私たちはまだできるんじゃないかと思っていて」と期待を抱きます。 西村氏「その時に浅野さんのような若手がいてくださるということは、私たちのモチベーションを維持する上で非常に大事な存在かなと思います」 ところで、与党の議員には、やはり厳しい目線を向けるのでしょうか。 西村氏は、法案審議の現場で、趣旨を同じくする与党議員がいながら、最後には質問のトーンが下がってしまうことを惜しみます。 西村氏「政府与党って一体になっている以上、(質問が)くるっと丸まってきちゃうので……せっかくそこまで質問をしているのだったらもうひとことくらい言ってほしいよな、と思うことが割と多いので……なかなかねえ、鋭い!というふうにはちょっと言えないですね」 政党という仲間ならではの問題なのでしょうか。
自民党総裁選、投票する人の期待感が高まるのは「未知の人」?
「キツいってどういう意味ですか?」と首を傾げる西村氏。 立憲民主党の代表選と同時期に戦いが行われる、自民党総裁選。次期衆院選を見据えた「顔」を選ぶ戦いになりますが、その時の相手として厳しいのは……? 「新しい顔」は自民党の選挙にとって弾みがつきそうですか? 「選挙の顔を変えるという意味でいうと、期待感の高まりで選ぶんじゃないかなと思うんです」と語り始めた西村氏。 「では、この中で誰が期待を集められそうかというと、私は正直言って『いない』ですが(笑)」とお茶目なコメントをしつつ、期待感を集められる人、という真意を明らかにします。 西村氏「すべてが明らかになっているというよりは、『未知の人』のほうが、選挙をやる上で、自民党の人たちが期待を寄せる可能性があるかなと思います」 代表選、総裁選から次の衆院選に流れていくことが予想されますが、どうなれば国民の信を問う選挙になるでしょうか。 西村氏「その場限りの争点ではなくて、少し長いスパンで日本の政治を振り返って、今回の選挙の争点設定をする形にしたいなあと思っています」 西村氏は、「今の日本の人口減少や経済の停滞は昨日今日始まった話ではなく、30年以上かけて進んできたものですよね」と語りかけます。 西村氏「本当にこの国、政治を変えないと、本当にまずいことになると思う。なぜこうなったのかということをよくよく考えて、その上で変えていこうという争点設定が、私たちができるかということじゃないかなと思います」 今だからこそ、本質的な議論を? 西村氏「本当は、やらなければいけなかったんですよ。できてこなかったし、私たちの政党も一回増えてまた減ってということがあったので、もう一回、本腰を据えて争点を作っていく。そういったことが必要だと思います」