J1鹿島が鬼木達新監督のもとで始動 鹿島伝統「戦う姿勢」と川崎流「パスサッカー」の両立を目指す
J1鹿島が7日、茨城・鹿嶋市で新シーズンへ向けて始動し、鬼木達新監督(50)が早速、午前と午後の2部練習を行った。 「自分自身も緊張感を持ち、身の引き締まる思いでスタートした」 昨季までJ1川崎を8季率い、監督個人で歴代最多のJ1優勝4度など国内主要タイトルを計7度獲得。古巣には現役時代の1999年以来の復帰で「鹿島の変わろうとする熱意を感じた。ここまでタイトルを欲しているクラブはなく、喜びを共有したい」と語った。 国内では8季連続で無冠。2016年以来のリーグ制覇を目指す。練習では川崎で恒例の「止める、蹴る」といったパスの基礎練習を自ら実演した。鹿島伝統の「戦う姿勢」と川崎流の「パスサッカー」との両立を目指すといい、MF柴崎岳(32)は「新しい色を吸収しピッチで発揮したい」と誓った。(一色伸裕)