三浦佳生 ミス続出のフリーにぼう然「何もない」「聞かないでください」SP2位から6位転落
◇フィギュアスケートGPシリーズ第4戦NHK杯最終日(2024年11月9日 東京・国立代々木競技場) 男子フリーが行われ、SP2位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)はフリー11位となる137・42点をマークし、合計240・38点で6位となった。 冒頭のトリプルアクセルで着氷が乱れ、続くサルコーは3回転に。その後も4回転トーループでの転倒、アクセルの回転が抜けるなどミスが続き、演技を終えるとぼう然とした表情を浮かべた。 取材エリアで振り返りを求められると「何もないです、はい」と即答。演技を終えた瞬間の思いを問われた際には「いや、もう聞かないでください」と返した。最も悔しいことを聞かれると「この大きな大会で結果を残したかった思いもある。もうとにかく練習するだけだと思います」と口にした。 足の痛みに関しても「ないです」と言い訳しなかった。こみ上げてきたのは、実力が足りなかった自分に対する思い。「ただ、自分の実力がないだけ。仮にケガが原因でも、ここに来たらみんあ条件は一緒。ベストコンディションで臨めている選手の方が優れているので。そこは言い訳にならない」と語った。