携帯ゲーム端末「Lenovo Legion Go」が初のSteamOS公式機に #CES2025
SteamOS初の公式ライセンス機に。 Lenovoがハンドヘルドゲーム端末・Legion Goで勝負に出ました。初代Legion Goは革新的ながら荒削りな部分がありましたが、新しいLegion Go SはSteam Deckやその手のハンドヘルド機を使ったことのある人にはもっと親しみやすい作りになりました。 【全画像をみる】携帯ゲーム端末「Lenovo Legion Go」が初のSteamOS公式機に #CES2025 Legion Go Sは8インチ画面で2バージョンあり、ひとつは標準のAMD Ryzen Z1 Extreme APUを搭載したもの、これはAsus ROG AllyやLegion Goに入ってたのと同じものです。もうひとつは新たなAMD Ryzen Z2 Goを搭載したものですが、パフォーマンスの違いはまだわかりません。メモリは最大で32GBの7500MHz LPDDR5X、バッテリーは55Whrです。Asus ROG Ally Xが80Whrなので、ここはわりと差が付いちゃってます。 価格はこの1月に発売するバージョンが729.99ドル(約11万5000円)から、5月に追加されるバージョンが599.99ドル(約9万5000円)からとなります。
SteamOS搭載バージョン登場
さらにLegion Go Sには、Steam Deck以外で初めて、LinuxベースのSteamOSを搭載したバージョンも出ました。Legion Go S Powered by SteamOSは、Valve以外では初めて、コンソールライクな体験が可能なハンドヘルド機となるかもしれません。こちらはAMD Z2 Go搭載でRAMが16GB、ストレージが1TBで、お値段499.99ドル(約7万9000円)からとなります。発売は今年5月を予定しています。 Steam DeckのCPUもAMD製なので、SteamOSをLegion Goにポートするのはそんなに難しくありません。LenovoのLegion Centerソフトウェアに使われるボタンが、Steam DeckのSteamボタンに相当します。Valveによれば、SteamOSではSteam Deck以外のSteamOS対応プラットフォームに対し認証タグを与えていくそうです。 今回はLegion Glasses 2も発表され、フチ無しのティアドロップ型へとデザインが大きく変わるとともに、リフレッシュレートは120Hzへと倍増、明るさや色域など全面的に強化されました。発売は3月、価格は399ドル(約6万3000円)となっています。