「クボがリバプールのレーダーにいるのは確か」

去就が注目されている久保。（C）Getty Images

　冬のマーケットが近づくなか、レアル・ソシエダに所属する久保建英への関心をめぐる報道が増している。欧州の複数の強豪クラブが注目しているのは周知のとおりだ。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け！ 　そのひとつが、遠藤航が所属するリバプールだ。『TEAMtalk』は11月24日、リバプールが6000万ユーロ（約99億円）の契約解除金を用意しているとのスペインでの報道を伝えた。 　リバプールはモハメド・サラーの現行契約が今季いっぱいとあり、いまのところ延長のオファーを出していないことを選手側が認めた。「エジプトの王」の退団に備え、後継者探しが騒がれている。その候補のひとりが久保というわけだ。 　TEAMtalkは９月、久保がレロイ・ザネ（バイエルン）やカリム・アデイェミ（ドルトムント）とともに、リバプールの候補リスト入りしていると報じていた。そして今回、同メディアはスペインでの報道を紹介したうえで、「クボがリバプールのレーダーにいるのは確かだ」と報道。「具体的なターゲット」だと伝えている。 「アルネ・スロット監督は、新加入のフェデリコ・キエーザがサラーの代わりとなるのに必要な力を持っていると確信できておらず、この日本代表がより長期的な後継者として見られている」 「しかし、１月の移籍市場でリバプールが優先しているのは、新たな守備的MFとCBだ。そのため、クボ獲得に動くのに夏まで待つかもしれない」 　スロットの下で出場機会に恵まれない遠藤の去就も気になるリバプール。一方で、冬にしろ、来夏にしろ、実際に久保獲得に動くかどうかも注目だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部