去就注目…リヴァプール、サラーが「落胆」を吐露…新オファーが届かない現状に「おそらく残留よりも退団に近い」
リヴァプールのモハメド・サラーが退団に近づいているようだ。 2017年にローマからリヴァプールに加入して以降、チームのエースとして大活躍するサラー。2019年のチャンピオンズリーグ制覇や翌年のプレミアリーグ優勝を含む8個のトロフィーを掲げ、個人としては3度のリーグ得点王に輝くなど現クラブを象徴する存在だ。 今シーズンは公式戦18試合12ゴール10アシストとリーグ首位を走るリヴァプールを支えるサラーだが、現行契約は今夏に満了を迎える予定。依然としてクラブと契約延長を結べていないことを受け、同選手の去就には大きな注目が集まっている。 そんなサラーは、3-2で逆転勝利したサウサンプトン戦後に「もうすぐ12月なるけど、クラブに残留するためのいかなるオファーも届いていない。おそらく残留よりも退団に傾いているだろう」と話し、現状への思いを続けた。 「(オファーがないことに失望しているかとの問いに)もちろんだ。僕はすぐに引退するつもりはないし、ただプレーし、シーズンのことを考えている。プレミアリーグ優勝を目指しているし、チャンピオンズリーグ制覇もできれば良いね。落胆しているけど、どうなるだろうね」 「僕は長い間このクラブに在籍しているし、このようなクラブはどこにもない。ファンのことを愛しているし、ファンも僕のことを愛している。でも、結局は僕やファンが決められることではない。どうなるか様子を見よう」 なお、イギリス『BBC』によると、リヴァプールの関係者とサラーの代理にを務めるラミー・アッバス・イッサ氏は、契約交渉を進めており、クラブの関係者としてはここまでポジティブな状況のようだ。