【JRA賞】フォーエバーヤングは部門賞逃すも特別賞選出 矢作師「今年は年度代表馬を」
24年度のJRA賞の受賞馬が7日に発表され、国内外のダート戦線で活躍したフォーエバーヤング(牡4、矢作)が特別賞に選出された。 【一覧】JRA賞・受賞馬/投票数 部門賞においては、最優秀3歳牡馬では41票差でダノンデサイルに届かず、最優秀ダートホースではレモンポップに64票差で及ばなかったが、年度代表馬でもドウデュース(236票)に次ぐ19票を得た。 今年は6戦4勝。海外でG3サウジダービーとG2UAEダービーを制し、国内でもJpn1ジャパンダートクラシックとG1東京大賞典を勝った。ダートの本場の米国でもケンタッキーダービーとBCクラシックでともに3着と健闘した。 矢作芳人調教師(63)は「彼の業績で部門賞を取れなかったというのは残念です。日本で勝てた時はうれしかったけど、アメリカで勝ち切れなかったという点なんでしょうかね。今年は特別賞という形ではなく、しっかりと年度代表馬を目指すぐらいの気持ちでいきたいと思います」とコメントした。 今後は2月22日のサウジC(G1、ダート1800メートル、キングアブドゥルアジーズ)から4月5日のドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、メイダン)へ向かう。 海外重賞勝ち馬が特別賞を受賞した例としては、01年ステイゴールド、16年モーリス、23年ウシュバテソーロの3頭がいる。