【バドミントン パリオリンピック】2022年男子ダブルス世界王者のマレーシアペアが2連勝! 世界ランク1位の王昶&梁偉鏗も2つ目の白星獲得!
7月28日に開催されたパリオリンピック・バドミントン競技(会場:ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナ)2日目は、各種目の予選リーグが行なわれた。メダル獲得に向けて、世界のトップ選手らが各コートで熱戦をくり広げている。ここでは、前半のセッションを戦った海外選手の結果を中心にお伝えする。 【パリ五輪2024】男子ダブルス 予選リーグ・組み合わせ 男子シングルスは世界ランク上位のリー・ジジャ(マレーシア)や李詩灃(リ・シフェン/中国)が白星を獲得。李詩灃は初めてオリンピックで初勝利を飾った。女子シングルスは、東京オリンピック銀メダリストの戴資穎(タイ・ツーイン・台湾)がベルギー選手を2-0のストレートで下し白星スタートを切った。また、東京五輪銅メダルのプサルラ・V.シンドゥ(インド)も勝利をつかんでいる。 女子ダブルスは、強豪集うグループAで前日の試合で敗れているマレーシアのティナー/タン)が、日本の松本麻佑/永原和可那にファイナル勝負の末に勝利。グループリーグ最終戦でラハユ/ラマダンティ(インドネシア)に勝てば、決勝トーナメント進出が望める状況となった。また、同じくグループAの陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)は、ラハユ/ラマダンティにストレート勝ち。最終戦で戦う松本/永原に勝てば、1位でグループリーグ突破が決まる。 男子ダブルスは、2022年の世界選手権王者であるアーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)が、カナダペアに快勝。メダル候補の王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン/中国)は、イギリスペアとの最終ゲームまでもつれた接戦を制して2勝目を獲得。これで男子ダブルスのグループAは、王昶/梁偉鏗とチア/ソーが2連勝を飾り、決勝トーナメント進出を確実にした。 混合ダブルスは、グループAの馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン/中国)とチェン・タンジェ/トー・イーウェイ(マレーシア)が2つ目の白星をつかみ、決勝トーナメントへの切符を手にしている。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/Getty Images