【ハイライト動画あり】早稲田大学、7トライを奪い帝京大学に快勝。ラグビー関東大学対抗戦
まさに快勝。近年、ここまで赤のジャージーが沈黙した試合があっただろうか。早稲田大学はルーキーたちが躍動し、7トライを挙げる猛攻。ディフェンスでは帝京大学を3トライに抑え、48-17と31点差。ラグビー関東大学対抗戦の第4節、ヤマ場の試合で勝ち点6を得た。 【ハイライト動画】帝京大学 vs. 早稲田大学|早稲田が帝京の連勝を「34」でストップ
前半12分にWTB(ウィング)田中健想(社1=神奈川・桐蔭学園)がトライを挙げると、17分、20分にもトライ。8分間でハットトリックに成功し、19-0と帝京大を序盤から大きく突き放した。
その後、帝京大FL(フランカー)青木恵斗に2トライを献上したものの、早大は崩れることなく、26-10で前半を終えた。続く後半はさらに早大ペースとなり、3トライとPG(ペナルティゴール)を追加。試合終了間際に失点を許すが、帝京大に追い上げる隙を与えずノーサイドとなった。
早大のキックオフで始まったこの試合。帝京大のノックオンにより、開始早々からファーストスクラムを組んだ。早大は帝京大のプッシュにも微動だにせず、序盤から違いを見せつける。2分、10分の帝京大ボールスクラムでアーリーエンゲージの反則を得た早大は着実に流れを引き寄せていく。
試合が動いたのは12分。帝京大ゴール前でラインアウトモールを組んだ早大は、HO(フッカー)佐藤健次主将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)が持ち出し、トライラインに近づく。
早いテンポで次々と攻撃を仕掛け、ディフェンスラインを崩すと、SO(スタンドオフ)服部亮太(スポ1=佐賀工)からロングパスを受け取ったWTB田中健がインゴール右隅に飛び込んでトライを奪った。
続く17分、敵陣22mライン上で組んだマイボールスクラムを大きく押した早大は、アドバンテージを得ると、右サイドに素早く展開。NO8(ナンバーエイト)鈴木風詩(社4=国学院栃木)が持ち出し、SH(スクラムハーフ)細矢聖樹(スポ4=国学院栃木)からFB(フルバック)矢崎由高(スポ2=神奈川・桐蔭学園)へ。