岡澤セオン、原田周大、片岡雷斗が大橋ジム&Leminoとサポート契約締結 ロス五輪金メダルを目指し、アマチュアトップボクサーとプロジムが異例契約
原田は10月24日から11月中旬まで大橋ジムで、4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=と約20ラウンドのスパーリングを行うなどしており、プロとアマチュアのトップボクサーの交流はお互いにとってメリットがある。大橋会長は「短いラウンドだったら、やっぱりアマチュア選手の方が強いんで。逆にアマチュア選手はもっと長いラウンドやれば練習になる。お互いにすごく練習になる」と相乗効果を期待した。
大橋ジムは2020年頃からアマチュアを統括する日本ボクシング連盟のスポンサーを務めており、大橋会長の紹介もあってNTTドコモは11月26日から今月1日まで東京・墨田区のひがしんアリーナで開催された全日本選手権を2年連続で後援するなど、これまでもアマチュアボクシングを支援してきた。中大を今春に卒業した祝聖哉は既に大橋ジム所属でアマチュアボクサーとして活動しており、今年の全日本選手権では男子ウエルター級で3位になった。
アマチュア戦績は2021年男子世界選手権ウエルター級金メダルの岡澤が136戦109勝27敗、22年杭州アジア大会男子57キロ級銀メダルの原田が79戦63勝16敗、アマチュア7冠の片岡が55戦54勝(30RSC)1敗。(尾﨑陽介)