親の“ある言葉”が無意識のうちに「失敗を怖がる子」にさせている? 子どもの成長を妨げる一言
大人になるほど、失敗するのはこわくなる
大人だって、新しいことに挑戦するとき、失敗するのは怖いはず。 「絶対無理だよ」「やめておきな」 そんな風に言われたら、やめたほうが良いかなと、自信がなくなってしまいませんか? それでも一生懸命挑戦してみて、やっぱり難しかった時に、「やっぱりね」「だからやめとけっていったのに」と、自分が一番わかっている時に、人に言われるのって、傷つくし、怖いですよね。 だけど、「失敗したって大丈夫!やれるだけやってみたら?」と言ってくれる存在は、とても心強くないでしょうか? 誰だって、何でもはじめから、上手に出来ることはありません。 でも、その時に、 「大丈夫。きっと出来る。とりあえずやってみな」 と声をかけてくれたり、 「すごい!!がんばって!!」と、ハイハイや歩きはじめの時のように、そっと自分を信じて見守ってくれて、応援してくれる人の存在って、すごく大きいですよね。 そして、結果的に失敗をしてしまったとしても。 自分ならなんと声をかけてほしいでしょうか? 私も、SNSで発信する中で、自信がないことも多々あります。それでも、こうやって前向きな声をかけてくれる人の存在で、頑張ってみようと思えることも多いのです。 子どもはまだ、あんなに小さな身体を、やっとうまく動かせるようになったばかり。 毎日が、失敗ばかりでいいんです。 何度も経験をすることで、失敗を重ね、小さなできたを重ねていくことで、少しずつ自信をつけ、これからなんだって、できるようになっていきます。どんな子もみんな、無限の可能性しかありません。 大人だって、挑戦してみることが出来る人しか、何も出来るようにはなりません。 では子どもが挑戦するときに親ができることってどんなことでしょうか? 具体的な対処法を挙げながら次回お伝えしたいと思います。
【Profile】にこはな(@nicohana.ouchi)
にこはな 2歳、6歳、7歳、9歳の4児の母。産婦人科/NICU/小児科で看護師として勤務。ダウン症のある次男を出産後に退職。現在は保育園や障がい者福祉施設、放課後デイなどをまわり支援する看護師として勤務する傍ら、モンテッソーリ教師資格取得に向け勉強中。ベビーマッサージ/ヨガレッチ教室講師。小児専門理学療法士の夫と共に、運動×モンテッソーリを取り入れた療育×健常児も交われるような施設を開く夢の実現のために活動中。
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