コロナ5類引き下げ「公費負担続けるべき」名古屋・河村市長会見1月23日(全文2)
名古屋市の河村たかし市長は23日午前、定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「名古屋・河村たかし市長が定例会見(2023年1月23日)」に対応しております。 【動画】名古屋・河村たかし市長が定例会見(2023年1月23日) ◇ ◇
コロナ死亡者数が増加。どう分析するのか
記者:市長、NHKです。まず冒頭、名古屋城のことなんですが、NHKで200人っちゅう話がありましたが、これ、NHKでは200人あまりっていうふうにやっているんで、たぶん正式には事務所に確認したら分かると、200人、もうちょっとたぶん多い人数かと思うんで、あそこだけ1つお伝えしたいっていうことと。 コロナについてなんですが、幹事会でもありましたが、感染者の数自体は減っているかと思うんですが、12月、1月と500人を超える方が亡くなっていて、若い方が亡くなるケースも何件かあったかと思うんですが、感染者が減っている中ではありますけど、この死亡している人が増えている状況についてどのように分析されているかっていうことと、こういった方を減らしていくために何か対策みたいな部分、考えていることがあれば伺いたいんですが。 河村:200人を超えるといったかな。俺、ちょうど見とったんだわ、それ。丸。 記者:200人あまりという。 河村:あまりと、丸とかなんかでやったと思いますけど。じゃあ、そういうことでございます。もうちょっとおったような気がするね、あれ。実数でどんだけかちょっと分からん。まあええですけど、そういうことです。 それからコロナのほうは死亡者数が増えていっとるということは、これは大変重要な問題で。一応、今の小島説によりますと、ワクチンの多重接種はいかんと彼は言ってますけど、これ。そこら辺からは、これ、わしも科学者じゃねえもんだで、それは断言はできんでいかんわ、これ。
母数を把握しきれていないためではないか
そうでないというドクターの説もありますんでね、やっぱり効いとるんだと。重症化をストップしとるという声もあるんだけど、小島先生は世界的な数字を見てるんですね、これ。数字を見て、ワクチンを多重接種。3回、多重接種いうと3回か、4回かね、あれ。普通は、4回以上か。 職員:回数は、ごめんなさい、健康福祉局医監の松原でございます。多重接種が何回かいうことはあんまり言ってないかと思います。小島先生がおっしゃっているのは、ワクチンを打って、体の中に抗体ができる。で、その抗体が、普通ですと体を守るように働くんですが、その抗体の付き方によって、むしろ感染を引き起こすようになるのではないか、ADRというメカニズムがございますが、それが起こっているんではないかというふうにおっしゃっているということだと思います。 河村:なるほど。 職員:いいですか、続けて。 河村:どうぞ。 職員:で、死亡についてのお話がございました。今、全国的に感染者数は減っておりますが、死亡者数は増えていることが大きな問題になっているかと思います。これについては、いろんな説が唱えられておりますが、一番有力なのは私たちが把握している感染者数の母数、いわゆる分母になっている数を正確に私たちが把握、今できていないのではないか。例えば無症状の方ですと、もうそれだけで終わってしまっていて、医療機関に行かれなかったり。そういうことがあって実際には感染者数がもっと多い数があって、そのために死亡者数が増えているんではないか、そういった意見が非常に大きいかと思います。 そのほか、高齢者の方が今、高齢者施設などがクラスターになって、高齢者の方がかかっていらっしゃると、やはり基礎疾患があったりして、それが悪化して死亡しているのが多いのではないか、そのような意見も唱えられているところでございます。そのほか、今、市長がお話になったワクチンの悪影響ではないかとおっしゃっている方がいらっしゃるのもまた事実かと思いますが、一方で、ワクチンを打つことによって防ぐべきではないかというご意見がありますので、この辺は意見が分かれているところかというふうに思います。 いずれにいたしましても死亡者が多いことは私たちは大変大きな問題だと考えておりますので、引き続き、基本的な感染対策を皆さまにお願いして感染の広がりを抑えること。また、それに対していろいろワクチン等の防御策がございますが、そういったものについてご本人の判断で受ける方は接種を早めに受けていただきたいと、そんなことをお願いしていくことになるかと思います。以上でございます。