GB350が連覇するもエリミネーターが迫る!【小型二輪251~400cc・2023年販売台数 TOP15】
6位:GB350/S(’20~)[ホンダ]1143台(前年1万2197台)
2022年は251cc以上を全て合わせた小型二輪で販売台数トップになり、Z900RSをも上回ったが、コロナ禍にともなう受注一時停止で2023年上半期は伸び悩んだ。それでもマイナーチェンジ前のモデルがランクインしたのがこちら。雑味のない鼓動感を実現したエンジンやリーズナブルな価格、飛ばさなくても楽しいというコンセプトが支持された。 GB350/S ■空冷4ストローク単気筒 348cc 20ps/5500rpm 3.0kgm/3000rpm■車重180kg シート高800mm 燃料タンク容量15L ※旧モデル ※諸元はSTD
7位:YZF-R3シリーズ/MT-03[ヤマハ]935台(前年463台)
それぞれYZF-R25/MT-25の兄弟車で、2023年春に最新排出ガス規制に適合するマイナーチェンジを受けた。ニーゴーに対しボアが拡大された320cc仕様のエンジンは、R25と71cc差ながら最高出力で7ps、最大トルクで0.7kg-mも力強い。車体もとほぼ共通だが、R3/MT-03は前後タイヤがラジアルだ。前年の販売台数はマイナーチェンジ前のモデル。 YZF-R3シリーズ/MT-03 ■水冷4ストローク並列2気筒 320cc 42ps/10750rpm■車重169kg シート高780mm 燃料タンク容量14L ※諸元はYZF-R3 ●価格:72万6000円/MT-25=68万7500円
8位:CB400スーパーフォア/スーパーボルドール[ホンダ]644台(前年4536台)
1992年の初代デビュー以来、400ccクラスの代表格となってきたのが、水冷並列4気筒エンジンを鋼管製フレームに搭載した、リヤツインショックの伝統的ネイキッドスタイルを持つCB400スーパーフォア(SF)。これをベースに、フレームマウントのハーフカウル仕様としたのがCB400スーパーボルドール(SB)だ。現行型のエンジンは、スロットル開度やギヤ段数を加味した制御により回転数に応じてバルブ駆動数が2⇔4に切り替わるハイパーVTECレヴォ仕様。SBのみグリップヒーターとETC2.0車載器を標準装備する。ともに’22年10月末で生産終了となった。 CB400SF/SB ■水冷4ストローク並列4気筒 399cc 56ps/11000rpm■車重201kg シート高755mm 燃料タンク容量18L ●価格:88万4400円~ ●発売日:2018年11月26日 ※写真はSB(スーパーボルドール)