GB350が連覇するもエリミネーターが迫る!【小型二輪251~400cc・2023年販売台数 TOP15】
3位:ニンジャ400シリーズ/Z400[カワサキ]2905台(前年1235台)
2022年9月に令和2年排出ガス規制に適合したマイナーチェンジを受けたモデルが発売された。その前の年式も一部で併売され、そちらの販売台数は422台。現行モデルのベースは2018年に250と同時刷新されたもので、軽量コンパクトなエンジンを鋼管トレリスフレームに搭載している。250がバイアスタイヤを履くのに対し、400はラジアルだ。最新モデルはカラーバリエーションが一新された。 ニンジャ400シリーズ/Z400 ■水冷4ストローク並列2気筒 398cc 48ps/10000rpm■車重166kg シート高785mm 燃料タンク容量14L ※諸元と写真はニンジャ400 ●価格:77万円(Z400=72万6000円)
4位:ニンジャZX-4R SE/RR[カワサキ]2302台(前年──台)
ニンジャZX-25Rと共通のフレームに、77ps(ラムエア加圧時80ps)という往年のTT-F3レーサー並みのパワーを誇る並列4気筒エンジンを搭載した、ミドルクラスのスーパースポーツモデル。ZX-25Rに対しては、フロントブレーキのWディスク化や前後ラジアルタイヤの装備、キャスター角の変更など。スモークスクリーン/USB電源ソケット/フレームスライダーを標準装備するSEと、サスペンションを強化したRRがラインナップされるほか、2023年12月23日にはニンジャ40周年記念エディションとして往年のZXRをオマージュしたスペシャルカラーも発売された。 ニンジャZX-4R SE/RR/RR 40th Anniversary Edition ■水冷4ストローク並列4気筒 399cc 77ps/14500rpm■車重190kg シート高800mm 燃料タンク容量15L ●価格:SE=112万2000円/RR=115万5000円/RR 40th=117万7000円 ※写真は40周年記念エディション
5位:400X/CBR400R[ホンダ]1989台(前年1759台)
400XtoCBR400Rはエンジンと車体の基本部を共用。デビュー当初はより共通部品が多かったが、2019年の熟成で差別化が図られ、400Xは前輪が17→19インチ径となり、リヤサスのストローク増も図られた。2022年1月にはさらなる改良を受け、2車ともにフロントフォークがショーワ製SFF-BPに変更されたことで倒立に。前ブレーキはアキシャルマウントキャリパーのままダブルディスク化され、スイングアームの剛性最適化やフロントホイールの軽量化も施された。さらに400Xのみ、ヘッドライト配光が最適化され、ウインカーにポジションランプ機能が追加された。 400X/CBR400R ■水冷4ストローク並列2気筒 399cc 46ps/9000rpm■車重199kg シート高800mm 燃料タンク容量17L ※諸元は400X ●価格:400X=85万8000円/CBR400R=84万1000円