「私ばかりが大変な思いをしてる」「役立たず!」と怒鳴りちらす「モラ妻」。モラハラ被害に合いやすい、男性に共通する【5つの特徴】
妻は自分だけが大変だと言い続ける
『妻は毎日のように「育児が大変だ」「ワンオペで辛い」と僕に訴えてくるのです。僕が帰宅するやいなや、「私は昼間ずっとこの子を抱っこをしているの。もう限界だから」と赤ちゃんを僕に抱かせ、自分はソファーに寝転んで好きな動画を見始めるのです。僕だって仕事で疲れて帰ってきてる、でもそのねぎらいもなく、夕食を食べる時間もお風呂に入る時間も気にかけてくれないのです。 妻も大変だからなと自分に言い聞かせるのですが、ふと「このままで本当に良いのだろうか」と頭によぎります。ただ赤ちゃんが僕をみて笑ったり、指を握ってくれるしぐさに。「この子を幸せにしないと。こんなに可愛い子供を産んでくれた妻に不満を抱いちゃいけない」と心に刻むのです。妻には何度か「たまには僕のことも考えて欲しい」と言ったのですが、そのたびに妻はヒステリーを起こして「あなたなんて何もわかってない!」と人が変わったように怒鳴り出すのです。言い返すこともできず、僕はただ黙るしかないのです。』 妻に反論もせずに、自分が我慢すればいいと思ってしまう夫がモラ妻のターゲットになります。 妻のモラハラに悩む男性の特徴は以下になります。 1. 優しすぎて自己主張が苦手 他人の感情を優先し、自分の意見を押し殺すことが多いです。対立を避けるため、パートナーに合わせすぎてしまいます。 2. 罪悪感を感じやすい 自分が悪いと思い込み、モラハラを許容してしまうことがあります。相手の不満に対して「もっと自分が頑張らないと」と感じやすいです。 3. 共感力が高すぎる 妻のストレスや不満に過剰に共感し、自分の感情を抑えてしまいます。結果的に相手の行動をエスカレートさせることがあります。 4. 自己肯定感が低い 「自分が悪い」と思いがちで、相手の攻撃を受け入れてしまいます。自分に対する自信が低いと、適切に対処できなくなります。 5. 争いや関係破壊を恐れる 対立や離婚を恐れ、家庭を守るためにモラハラに耐え続けてしまうことがあります。 モラハラを受けやすい男性は、優しすぎたり自己主張が苦手で、罪悪感や共感力が強い傾向があります。自分の感情や意見を大切にし、妻と心の境界線を引くことが大切です。 ▶続きの【後編】では、妻の暴言や態度がエスカレートしていく地獄の日々、それなのにどうして被害者夫は離婚を選べないのか、モラハラ傾向のある妻の行動チェックリストをお届けします。
モラハラ/HSP専門カウンセラー 麻野祐香