今オフFAのT・ヘルナンデスがWS優勝セレモニーで“男泣き”→ファンの圧倒的支持にド軍記者が「再契約」を提言! 移籍の可能性を疑問視
男泣きスピーチで風向きが変わるだろうか。 現地11月1日、4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いたロサンゼルス・ドジャースがロサンゼルス市内で優勝パレードを実施。大谷翔平や山本由伸ら選手、関係者らが沿道を埋め尽くしたLAファンの声援に応えた。そして球場で行なわれた優勝祝賀会では、今オフ契約が切れてフリーエージェント(FA)になるテオスカー・ヘルナンデスのスピーチが感動を呼び、米記者たちからは再契約を熱望する声が続出している。 【動画】大谷翔平と大の仲良し。今オフFAのT・ヘルナンデスが”男泣き” デーブ・ロバーツ監督が冗舌なスピーチで雰囲気を盛り上げるなか、ムーキー・ベッツがファンに向けて感謝のスピーチを述べると、続いてT・ヘルナンデスを紹介。普段は陽気なキャラクターの男が集まった大観衆の声援に感極まり、「ドジャースがこの機会を僕に与えてくれた。この球団を助ける機会を与えてくれた」とコメント。鳴り止まない「テオ!テオ!」コールに同選手はついに堪えきれず、目から涙がこぼれた。 続けて、「君たちが僕に夢を叶えてくれた。僕をワールドチャンピオンにさせてくれた。本当にありがとう」と謝辞。チームメイトたちも熱いメッセージに拍手を送る。「チャンピオン!サンキュー」と、右手を挙げて感謝の思いを伝えた。 昨季オフにシアトル・マリナーズから1年2350万ドル(約36億円)でドジャースに加入した32歳のスラッガーは、今シーズン154試合に出場して打率.272、33本塁打、99打点と活躍。シーズン途中でベッツ、マックス・マンシーらが故障で離脱するなか、打線の主軸を担いチームを支えた。激闘を繰り広げたニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズでは打率.350、OPS.931をマーク。第5戦では同点適時打を放ち、世界一に貢献した。 ポストシーズン前、本人はチーム残留を熱望していたが、ドジャースはFA市場の目玉となっているヤンキースの主砲フアン・ソトの獲得を目指す動きを水面下で進めているため、T・ヘルナンデスの去就は不透明に。ゆえに、今季限りでドジャースを離れる可能性が否定できないのだ。 レギュラーシーズン中は大谷がホームランを打つと、真っ先にベンチからひまわりの種をぶつけて祝福し、これが今季のセレブレーションになるほどチームに浸透。明るい性格と人懐こい笑顔でチームを盛り立て、ここぞの勝負強いバッティングでチームを救ってきたスラッガーに米記者の評価は高い。米スポーツ専門局『ESPN』の番組に出演するブレイク・ハリス氏は自身のXにT・ヘルナンデスのスピーチ場面の動画を投稿。「テオスカー・ヘルナンデスがドジャー・スタジアムの観客に感情的に語りかける」と記し、感動的なシーンだと伝えた。 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は「ドジャースは何があろうとも、テオと再契約する必要がある。ファンは彼をとても愛している」と言及。今季の成績とファンの支持を見る限り、手放す可能性を疑問視しており、再契約を強く促した。 他にも、米放送局『Fox Sports』のアナリストを務めるベン・バーランダー氏はシーズン前、彼とのマル秘エピソードを自身のXに投稿。「シーズンが始まる前にテオと話したけど、彼はドジャースと契約できたことをとても感謝していた。ルーキーやポテンシャルのある選手ばかりではないチームにいられることをとても感謝していた」と明かし、ドジャースへの愛情が芽生えていることを窺わせる。 ファンの歓声に涙ながらに感謝の思いを伝えたT・ヘルナンデス。はたして、ドジャースは32歳のスラッガーに契約延長を申し込むのか。明確な結論は、まだ出ていない。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 「夢を叶えてくれた」今オフFAのT・ヘルナンデスが感極まり男泣き…超満員ドジャースファンに感謝「サンキュー」
- 「特別な瞬間。チームの一員になれて光栄」大谷翔平が超満員ドジャー・スタジアムで“流暢な”英語スピーチ! 山本由伸も絶叫「サンキュー、ドジャースファン!」
- 「透明感ヤバ!」大谷翔平の妻・真美子さんがWS優勝パレード登場にネット騒然!「真美子さん綺麗」「今日も美しい」
- 「真美子さんが惚れたのも納得!」大谷翔平がWS制覇後に語った真美子夫人への“惜しみない感謝”にネット驚嘆!「また泣いちゃいました」「尊敬しかない」
- WS優勝パレード直前、大谷翔平に抱きかかえられたデコピンの姿を米記者がキャッチ! “控え目”に付き添う真美子夫人の姿も