大阪府・吉村知事が定例会見4月1日(全文1)北区中心にクラスター発生の可能性
大阪府の吉村洋文知事は1日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が定例会見(2020年4月1日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見 ◇ ◇
「春の全国交通安全運動」の実施
司会:それではただ今から定例会見、始めさせていただきます。初めに知事からお願いいたします。 吉村:あれ、マイクは? これだね。今日、僕からは2点です。まず記者会見についてですけども、新型コロナの対策ということで、3密を避けるという観点から、今までの記者会見場とは違う、この広い会議室にさせていただきたいと思います。窓も開けてさせてもらいますが、ちょっと皆さんにとって不便かもしれませんが、ご理解をよろしくお願いいたします。 僕からは2点です。まず1点目は「春の全国交通安全運動」の実施についてです。4月の6日から15日まで実施をいたします、「春の全国交通安全運動」についてです。全国においては子供をはじめとする歩行者の安全の確保、それから高齢者運転等の安全運転の励行、それから自転車の安全利用の推進ですが、この週間において大阪に特に特出しとして注目したいのは、横断歩道のハンドサイン運動の推進を励行したいというふうに思います。 スローガンとして、「しっかりと 止まってかくにん 横だん歩道」ということで、紅ゆずるさんに応援大使になってもらって、この安全運動を実施します。これ、ちょっと皆さん、後ろのほうの人、全然見えへんと思うんですけど、大丈夫ですかね、資料とか。ありますか。全然見えへんよね、たぶんね。視力5.0ぐらいないと見えない距離で申し訳ない。ちょっともう1個ぐらい向こうに、これから台つくれないかもちょっと考えますんで。テレビ2台、そっち側に置けないか。ちょっと今日はこれでやらせてもらいます。
横断歩道のハンドサイン運動を推進
まず横断歩道についてですが、これは横断歩道のハンドサイン運動の推進です。特に信号機がない横断歩道におきまして、歩行者の優先を徹底させるということで、昨年から府民運動として推進しているところです。昨年のJAFの調査によりますと、大阪府における歩行者の横断時における車の一時停止、こちらですが、16.5%ということで、約8割以上の人が横断歩道で車が停止してないというような状況です。改善はしているんですが、やはり8割以上の人が一時停止していない。 ドライバーの皆さんにおかれましては、この菱形のダイヤマークがあれば、これは横断歩道があるということですから、この50メートル、30メートル手前にそれぞれダイヤマークが設置されています。ですので、このダイヤマークがあれば速度に注意して前方の横断歩道、または横断しようとしている歩行者がいれば必ず横断歩道の手前で停止をしていただきたいと思います。また、歩行者の皆さんについては、ドライバーに合図して横断するというのを伝えてもらいたいと思います。 その際に、ドライバーの皆さんについては停止したときに、どうぞと、先行ってくださいと、横断してくださいというのを車の中からハンドサインをすると。横断歩道、横断する側の歩行者のほうも、渡りますということでハンドサインをする。お互いがハンドサインをすることによって、横断歩道での事故を防いで、安全に交通ができるようにしましょうというのがこのハンドサイン運動です。 この春の、4月6日から15日までの全国交通安全運動の中の大阪府の取り組みとしては、このハンドサインを中心に進めていきたいと思います。元宝塚歌劇団の星組のトップスターでもあります女優の紅ゆずるさんに、広報啓発のモデルとしてご協力いただきまして、30秒間の広報動画を作成いたしました。これは交通安全運動終了日の4月15日まで、大阪市内の大型ビジョンで放映させていただいています。3月17日から4月15日まで、梅田や難波の約8カ所の大型ビジョンにおいて、この紅ゆずるさんの動画というのを流させてもらっています。