【プロテイン・高タンパク質商品市場2021】コロナ太り対策でライトユーザーにも拡大
巣ごもり需要の長期化を背景に、プロテイン関連食品が勢いを増している。コロナ禍で健康意識が高まる中、タンパク質が重要な栄養素との認識が生活者の間に広がり、プロテイン市場の追い風となっている。粉末をはじめとした飲料、スナック類、水産練り製品に加えて、主食の麺類や豆腐など日常の食事にも浸透し、選択肢の幅が大きく広がっている。またプロテイン原料の種類も拡大。メーンの乳タンパクのほか、エンドウ豆、魚、アーモンド、昆虫など多様化が進む。一方、タンパク質の持つ独特の臭いが問題となっていることから、これをマスキングするフレーバー需要も高まり、プロテイン関連食品の風味や味は、より一層改善が進んでいる。
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日本食糧新聞社