【緑茶市場2023】日本食ブームを追い風に輸出の好調続く
2023年春先は温暖な気候に恵まれ、各地で新茶の初取引は高値を付け、業界にとって胸が弾む結果となった。また、感染対策の緩和で市場が大きく盛り上がると期待される。しかし、若年層を中心に緑茶離れが進んでいるほか、コロナ禍前まで堅調だった贈答用需要が縮小しており、国内市場は依然として厳しい。ただ、てん茶を中心にEU(欧州連合)や中東などへの輸出は好調で、今後を期待する声が多く聞かれている。
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日本食糧新聞社