【酒類流通業界2023】「量から質」へ高単価提案を 物流危機で効率化が急務
コニャックブランド「ヘネシー」のイベントでロボットアームが限定品を提供した
新型コロナウイルス禍を経て、酒類業界が「量から質」への変革を迫られている。コロナの長期化で成人1人当たりの酒類消費量が落ち込み、今後も人口減少などを背景に消費量は減る。少人数での飲み会や自宅でゆっくり楽しむ飲み方などが定着し、求められる酒も変わっている。物価高でも選ばれる「質」重視の高単価商材の提案が急務だ。物流危機にも対応しながら需要を創出しなければならない難局を前に、製配販3層(メーカー、卸、小売)の連携がより一層重要になってきた。
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日本食糧新聞社