【カレー市場2023】消費者ニーズが大きく変化 成長の鍵は節約志向・アウトドア・輸出への対応
昨年度のカレー市場は値上げへの対応に苦慮した一年といえる。結果として家庭用のカレールウ市場は前年並み、成長が続くレトルトカレー市場はさらに拡大した。またコロナ禍からの回復で業務用市場の回復が鮮明に現れた。全体として堅調な推移を続けるカレー市場だが、現在も続く原材料高騰など各種コスト増への対応に加え、大きく変化する消費者ニーズへの対応を迫られている。消費者の節約志向に加え、トレンドとなっているアウトドア需要の開拓や日本式カレーの輸出などが今後の成長に向けた鍵となる。
本文:4,899文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
日本食糧新聞社