【40代・50代におすすめ】スパイス白湯で効果倍増!体を温めるジンジャー白湯はチューブより粉末しょうがで
ただの白湯でも体を温める効果があるが、蒸ししょうがの粉末やシナモンなど、スパイスを入れるとより効果がアップ! 体を芯から温めるスパイス白湯について、温活のスペシャリストで漢方や食事療法にも詳しい内科医の石原新菜先生に伺った。
温めにはしょうが、リラックスにはシナモン、疲労回復にはレモン
手軽に作れて誰でも飲めるのが白湯のいいところだが、「白湯活」に慣れてきたら、より高い健康効果を求めてスパイスやフレーバーでアレンジしてみても。 「体を中から温めるというのに加え、プラスαの効果が望めるのがスパイス白湯やフレーバー白湯。例えば体を温める食材としておなじみのしょうが、香りがよくてリラックスできるシナモン、疲労回復にはレモンも効果的。 味のないのが白湯のいい点ですが、毎日だと飽きてしまうこともあるし、1杯で複数の効果がある“お得な”白湯といえます」(石原新菜先生)
温め効果の高い粉末しょうがで「ジンジャー白湯」
「しょうがには生、チューブ、粉末などがあります。生を使うのがいちばんよさそうなイメージがありますが、実は最も体を温める効果が高いのは粉末。しかも『蒸ししょうが』の粉末がベストです。生のしょうがにもジンゲロールという血流をよくする成分が含まれていますが、蒸ししょうがにするとジンゲロールがショウガオールに変化。ショウガオールは脂肪を燃焼させて内側から熱を作るので、より温め効果が高くなるのです。 スパイス白湯もフレーバー白湯も、きっちりとした分量を意識しなくてもOK。ご自身で好きな味や香りの具合を見つけてください。いきなりが不安な人は、150~200㎖の白湯に粉末しょうがを小さじ半分程度(はちみつはお好みで)から始めてみてはいかがでしょうか?」
血行促進&リラックスには粉末シナモンの「シナモン白湯」
「シナモンの主成分であるシンナムアルデヒドには毛細血管を修復して血行をよくする働きがあり、あの独特の香りには心を落ち着かせ、リラックスさせる作用があります。スティック状のものと粉末タイプがありますが、粉末のほうが摂取できる量が多く、スパイス効果も高いといえます。香りを楽しみたいときには、スティックでかき混ぜながら飲むのもおすすめ。 ほっとしたいときや甘味が欲しいときなどは、砂糖入りのシナモンシュガーもいいですね」